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ウイグル族襲撃 主犯格の漢族、死刑と無期が確定

2009年10月28日22時15分

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 【北京=峯村健司】新華社通信によると、今年7月5日に新疆(しんきょう)ウイグル自治区ウルムチ市で起きた騒乱のきっかけとなった、広東省の玩具工場での漢族とウイグル族との衝突事件に関して、同省高級人民法院(高裁に相当)は28日、傷害罪に問われた主犯格の漢族2人をそれぞれ死刑と無期懲役とした一審判決を支持、被告の控訴を棄却した。

 中国の刑事裁判は二審制で、判決が確定した。

 この事件は6月26日、玩具工場の宿舎で漢族の従業員がウイグル族の従業員を襲撃し数百人の乱闘に発展。ウイグル族2人が死亡、118人が負傷した。「漢族による集団暴行」とされる映像がインターネット上で広まり、ウイグル族の怒りに火がつき、ウルムチでの抗議デモに発展した。

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