(CNN) イスラエル軍は21日から22日にかけ、パレスチナ自治区ガザを空爆したと発表した。21日朝にガザから同国南部スデロトにロケット弾が撃ち込まれたことへの報復としている。
軍発表によると、空爆の標的となったのはガザ北部、中部の武器製造施設2カ所と、エジプト境界に近い南部ラファの密輸トンネル。
ガザを支配するイスラム組織ハマスの治安筋は、この空爆で3人が負傷したとしている。
イスラエル軍によれば、ガザからは先月、同国領にロケット弾や迫撃砲約15発が撃ち込まれた。同軍は今年1月、ロケット弾攻撃を停止させる目的で、3週間にわたる大規模作戦を実施した。しかし作戦後も攻撃は続き、これまでに約270発が発射されているという。