新技術・新製品
東北大、超電導移転温度を40倍に上昇させることに成功
【仙台】東北大学金属材料研究所の岩佐義宏教授らのグループは、材料に電圧を加えて超電導化する手法で、超電導移転温度を従来よりも約40倍引き上げることに成功した。常温で液体の塩(イオン液体)を電解質に用いた電界効果トランジスタを試作し、材料中の伝導キャリアの濃度を上昇させることができた。電圧を加えて超電導状態を引き起こす手法は、新たな超電導材料を探索する技術として注目されている。成果は現地22日付の英科学誌ネイチャー・マテリアルズの電子版に掲載される。
グループは「電気二重層トランジスタ」と呼ぶ素子を2008年に開発した。無機物と電解質を接触させて電圧をかけると、無機物が伝導状態になる構造となっている。
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