聖女と語る逢魔ヶ時


<オープニング>


「こんにちは、皆さん。集まって下さって、ありがとうございます」
 教室に入ってきた能力者たちを出迎えて、藤崎・志穂(運命予報士・bn0020)は幾分固い表情で頭を下げた。
「皆さんは、コルシカ島で起こった、ヨーロッパの人狼と吸血鬼の戦いを覚えていらっしゃいますか? ヨーロッパの世界結界を破壊しようとした、清廉騎士カリストの作戦を……」
 能力者たちが頷くのを確認し、志穂は話を続ける。
「この時の戦いで、人狼十騎士の一人『聖女アリス』が行方不明になっていたのですが……この日本で発見されたという情報が入りました」
 その言葉に、能力者たちが息を呑む。
「聖女アリスは、フードを被った何人かの従者を連れ……貴種ヴァンパイアが根城としている館に向かっています。その目的も、これまで何をしていたかも全く不明です。また、その館では貴種ヴァンパイアたちが怪しい動きを見せており、この探索も必要となるでしょう。そして、処刑人の集団が、さらに日本に上陸しています。それも、聖女アリスの命を狙って」
 能力者たちがざわめく。そのざわめきが収まってから、志穂は再び口を開いた。
「人狼側の勢力であった処刑人が、何故聖女アリスを狙っているのかは不明です。コルシカの戦いで怪しい動きを見せた、清廉騎士カリストの影響があるかもしれませんが……今回は、聖女アリス、処刑人、貴種ヴァンパイア、この三つの状況に対処してもらうため、三つのチームを編成することになりました」
 一度言葉を切り、志穂は能力者たちを見回す。
「ここに集まっていただいた皆さんには、アリスさんとの折衝を……彼女の目的を暴くことを、担当していただきます」


 これから詳しい説明を、と言って、志穂は真剣な表情で話し始める。
「アリスさんが向かっているのは、吸血鬼の館……皆さんには、その館に向かう途中の山道に、先回りしてもらうことになります。ただし、待ち伏せしたり準備するほどの時間はありません。皆さんが到着してすぐに、アリスさんとフードの従者たちが通りかかることになるでしょう」
 能力者たちはそこでアリスと対話し、彼女の目的を探ることとなる。
「アリスさんの目的は、全く不明。フードの従者たちが何者であるかも完全に不明です。状況によっては戦闘となることも、充分に考えられます」
 そのため、相手がどう出るかを予測し、どのように情報を引き出すか、充分に考える必要がある。
「さらに、万が一処刑人を担当されるチームが突破された場合、処刑人がやって来るでしょう。貴種ヴァンパイアの館から、ヴァンパイアがやって来る可能性もあります。そうなった場合も考えて、臨機応変に対処してもらいたいのです」
 何が起きるか、完全に予測することは出来ない。だからこそ、様々な状況に対処できるよう、作戦を練ってアリスとの対話に挑んでほしい。

「かなり大変な任務になると思いますが、重要な仕事です。どうか……よろしくお願いします」
 深く頭を下げて、志穂は能力者たちを送り出した。


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参加者
煌月・朔(呪言士・b11702)
天星・龍(闇照月天昇龍・b15173)
山田・綾那(神速の太刀・b15853)
空知・麦丸(てなもんだ人生・b18308)
八神・沙奈(見習いマジックナイト・b22636)
紫堂・小夜(小学生水練忍者・b26122)
池田・クラレット(護界召喚師・b45628)
壬柳・惣一(鳶色ト黒キ蟲・b46550)
泉・星流(小学生魔弾術士・b51191)
福田・真(不覚の淡光・b62135)



<プレイング>

プレイングは1週間だけ公開されます。

煌月・朔(呪言士・b11702)
■質問
今日までの半年程何処に居たか。
欧州の仲間には連絡したのか。
この先の館のことを知っているのか。知っているなら、誰から話を聞いたのか。

■対話
コルシカ島で敵対したとはいえ、戦闘も終わった今は人狼達の無事は良い事。
だから、話に応じてくれれば良いとも思う。
内容によっては協力できるかもしれないのだから。
守りたいから戦うだけで、好きで戦う訳じゃない。
…精神的にも、無事なのだよな?

■戦闘
館で戦う仲間の邪魔をしない為にも、アリスを館に行かせないのが第一。
攻撃は呪詛呪言、己の回復と補助にアーマー使用。
突破を試みられたらアリスを攻撃してでも止める。
戦闘の際はアリスと従者の使用武器&アビにも注目。

■他依頼と協力
携帯電話は音量大の状態で所持。
戦闘中着信の際は最低限身を守りつつ、信号弾を探して仲間に伝える。
■狂気〜儀式側
吸血鬼が当方へ向かって逃亡時に連絡有。
携帯電話が電波の問題等で通じない場合&戦闘中等で受けられない場合、信号弾を打ち上げ予定。
信号弾は
・従属種のみ逃走は緑
・制圧失敗または貴種が逃走は赤
の2パターン。
作戦成功時は連絡無。
■海より〜刃側
館対処側と同じ連絡方法。
但し、連絡内容と信号弾の色が違う。違いは以下。
・処刑人数名に強引に突破された場合、青
・こちらが撤退に追い込まれた場合、黒

■全体方針
仲間の書く【全体方針】に従う。

■戦闘配置
前衛:天星、山田、壬柳、八神、煌月
後衛:紫堂、空知、福田、池田、泉

天星・龍(闇照月天昇龍・b15173)
◎心情
鬼がでるか蛇がでるか…ま、やる事をやるだけだな

◎方針
全体方針に従って行動

◎逢魔ヶ時
個人方針◆
人数に注目し、敵の伏兵の可能性に注意
アリスと従者の言動と素振と武装にも注意し、様子を伺う
吸血鬼ジョブ専用装備があるか確認し、勢力が判明したら周知
行動◆
イグニションは継続
「我々は銀誓館の者達です。人狼十騎士の聖女様がわざわざこんな辺境の地に何の御用ですかな?」
聖女達の行く手を阻む形(最前列)で布陣し、武器は収める

素通り◇
道を塞ぎ、戦闘を辞さないと警告

諭してきた場合◇
戦う理由がない事は否定しないが、先にいかせるわけにはいかない事も主張

助けを乞う◇
不意打ちに警戒し、聖女達を護衛しつつ館から遠ざける形で帰還

◎戦闘
配置◆前衛
所属不明◆
自分⇒山田の順に奏甲を付与し強化
相手の出方を見る
それ以外◆
アリスの逃走に注意しつつ、従者から倒す
行動◆
強行突破で戦闘に入った場合は
「お前達は吸血鬼達がいるのを知った上で館を目指しているのか?」
と聞く

敵がアビリティ不使用なら、その程度で俺達を倒せるのか?と挑発
敵一体への集中砲火を呼びかけ戦闘
敵の動向に注意し、敵の布陣から逃走の可能性がある場合は周知
敵前衛を抑えつつジェットウィンドで弱ってる敵に攻撃
BS攻撃がきた場合は、浄化の風
ある程度負傷or仲間が負傷したら
道を塞いでいる味方の配置に注意しつつ移動し白燐奏甲

乱入者◇
アリスを横取りされないよう呼びかけ、従者⇒乱入者の順で撃退

山田・綾那(神速の太刀・b15853)
【準備】
事前イグニッションは済ませる。
隊列は前衛で、館側に陣取る。

【話合い】
そこのお嬢さん、ここらで寄り道はどうだい?
と、くだけた感じ声を掛け以後真面目に。
最初に、こちらとしては敵対したくはない、が
アリス達の行動、目的如何によっては、
戦闘も辞さない。
ということを伝える。

話し合い中は、いつでも抜刀できるよう
心構えをして話合いに臨む。
警戒心を煽らないよう、構えは取らない。
アリスと周囲の従者の挙動には細心の注意を払う。
仕掛けてくるそぶりを見せたら、警戒を皆に促す。

万が一アリスがこちらとの共闘を望んだ場合は
周りの従者についてだけ、身元を明らかにした上で
受け入れる。

【話す間も無く、問答無用で仕掛けられた場合】
防御及びミストファインダーを使用し
防衛に努める。
ただし、館側へは通さない。
その際、こちらの話を聞いてくれるよう
呼びかけてみる。
アリスらが攻撃を止めないようなら、
3ターン目から、攻撃を開始、従者から優先的に倒す。
ただアリスの動きだけは注意を払い、
突破、逃亡を図らせないよう
立ち位置を調整し、間合が遠ければ遠距離瞬断撃で牽制する。

【第三者乱入】
処刑人または吸血鬼が現れた場合、
即、交戦開始し邪魔をさせない。
その際、アリスを討たせない様に気を払い、
危険な場合は躊躇わず庇う。

あと、他チームの信号弾が上がった場合、
それに気づいた吸血鬼が様子を見に来る可能性も考慮し、
周囲を警戒する。

空知・麦丸(てなもんだ人生・b18308)
◆心情
良い方向につながる情報ゲットできたらええんやが…責任重大やな。気ィ入れてこ。

【全体方針】
穏便に話し合いを求める。戦闘は極力回避。
イグニッションはしておくが、武装は収めておく。
<事前準備>
『隠された森の小路』で現地へ迅速に移動。
アリスの進路を塞ぐように陣取る。
<戦闘>
話に応じず突破・攻撃される場合は戦闘へ。
アリスの突破および逃亡阻止を最優先。
アリスの立場(目的)が判明しておらずかつその場に留まるならば、最初の2ターンでは積極的攻撃はしない。
アリスが吸血鬼に与しているならば捕縛も試みる。
なお半数以上が戦闘不能で撤退とする。

◆個人行動
「結局、この先に何の用事なん? 内容によってはこっちも手助けできるで?」
「あと、処刑人と意見が対立するような覚えは?」
仲間の話に乗ってこない様子が続けば口を出す。それまでは警戒。
<注意点>
アリスや従者の行動(逃亡や攻撃態勢)に警戒。
他に、吸血鬼ジョブの装備の有無、吸血鬼に与する発言は無いかチェック。
<戦闘>
ジゲン(ケットシーG)と共に後衛。
1T:射撃範囲内で後退し魔弾の射手。アリス側の全体の行動を警戒、周囲に声をかけて伝達。
2T:話し合い継続を呼びかけつつ警戒。
3T以降〜:雷の魔弾で攻撃。
アリスの逃亡・突破阻止を最優先とし、この場合は攻撃も行う。
優先目標:突破・逃亡を援護する従者>アリス
ジゲンはアリスの後方へ回り込ませ逃亡阻止。制圧射撃で足止め。

八神・沙奈(見習いマジックナイト・b22636)
☆目的
アリスさんの目的を知る
☆心情
何でヨーロッパにいたはずのアリスさんがこないな所に…
色々聞きたいこと一杯なんけど…答えてくれるんかなぁ。
ついでに正体不明のフード従者さんたちもちょい怪しく思えるし…気をつけとかんと

☆お話
話すときの基本方針は相談したように穏便に向かう形なぁ、その辺は麦丸おにーさんが纏めてくれてあるのでそちらを頼るんよ
話したい中でうちが確認したいのはアリスさんの今の所属やネジ虫のことを含めた状態なぁ
「…やっぱり吸血鬼が敵さんやって思ってるんから此処まで来たん?」
それとフードの従者さんたちも凄く気になるんよ
こう、怪しげな素振りがないかとか、何か唆してないかをお話の合間に伺わせて貰うなぁ


☆戦闘
戦闘になってしまったら、うちは前衛で耐える形を取るんよ。
…あ、でも強引に抜けそうならグラインドアッパーとか使ってでも通さないつもりなぁ!
戦闘中も色々問答できればそっから状況推察できるかもなぁ
もし乱入者…もしくは従者がアリスさんに危害加えそうなら、身を挺してでも守るんよ
…お話きっちり聞くまでは、うちらも、アリスさんらも倒れるわけにはいかんからなぁっ…
流石に防具HP0にされそうなら直ぐ魔弾の射手で回復するんけど、最初の間は様子見か、強引に突破されないようお邪魔に徹するなっ。
アリスおねーさんには悪いけどっ…でも、どしても行こうっちゅーなら、止めさせてもらうんよっ…!

紫堂・小夜(小学生水練忍者・b26122)
アリス様が何故吸血鬼の館に…?
他の班の皆様もすでに向かったそうですね
私達も急がなければ

【共通事項】に従います
戦闘不能が半数以上で撤退を提案

○心情
アリス様が狂っていたり
リビングデッドになっていたりしない限り
味方してお話したいです
何故かどうしても悪い方に思えないのです…
従者の監視やネジ、原初による洗脳等
自主性を損なう外的要因の疑いがあれば取り除きたい
そのためアリス様自身を倒す事も厭いません
戦闘不能にしロープで縛り学園にお連れします

○質問

銀誓館学園の紫堂小夜と申します
私達はアリス様とお話するためにきました

何故こちらに?

そちらは?

・従者がゴースト又は吸血鬼
貴女は騎士のはず、何故
儀式幇助なら従者>アリスの優先度で戦闘

・人狼
館には仲間が向かっております
お待ち下さい
どうしても行かれるのでしたら…力づくでお止めします

失敗の信号弾

・処刑人班
大変です、処刑人がここに来そうです
森の小径で道を開きます、一緒に逃げて下さい

・吸血鬼班
良くない状況になりました
詳しくは後程ご説明しますが
狂気のヴァンパイアは私達にとっても敵
学園には多くの仲間がいます
日を改めて共に参りませんか?

いずれかに乱入された場合
アリス様を守りかつ逃がさないよう連携

その他仲間の方針に従う

○戦闘
ダンシングワールドでブレイクと攻撃行動妨害
ヘブンズパッションで仲間の回復を二柱とする
攻撃は水刃手裏剣
霧影分身術は逃げながらの緊急用
状況によりアリス様も回復

池田・クラレット(護界召喚師・b45628)
▲心情
アリスさんは、指揮官としての能力が優れてますので
異常な状態で無ければ、対話に応じると思います

処刑人さんやアリスさん、皆で塩もつ鍋を囲んで
解決できれば良いのですけど…


▲山道の先回り・撤退で【隠された森の小路】を使用
本業アビリティを使い、出来るだけ移動距離の短縮を目指します
「少しでも時間が作れると良いのですが…」

アリスさんを連れて見つからない様に撤退する場合も同様
「行きましょう、こちらです」


▲アリスさんとの対話
一般技能の常識ある行動、フォロー体質を使い
皆で対話する最中に、口を滑らせたり
不利になりそうな時に巧くフォローします

△フードの従者が人狼で対話可能
「…言い難い話ですが、同じ人狼に裏切られているのかもしれません」
「カリストさんやラダガストさん達の方針に疑問があるのでしょう?」
「処刑人とヴァンパイアの挟撃だけは、必ず回避しないと」

△フードの従者が敵対&アリスさん拘束状態
「アリスさんを助けつつ、従者を倒しましょう!」


▲戦闘:後衛
最初のターンは自分に、2ターン目は紫堂小夜さんに
味方のHPが半分切った場合に【白燐奏甲】
「無茶な事は避けてくださいね?」

敵が密集している時や、足止め用に【茨の領域奥義】
「そう易々と見逃す訳にもいかないのですっ!」


▲アリスさんとの対話結果
△成功
折角日本に来たのですから、今の時期は鍋物が美味しいですよ?
△失敗
まだ諦めるのは早いです、可能性がある限り続けましょう

壬柳・惣一(鳶色ト黒キ蟲・b46550)
アリス……十騎士の一人が何で日本に?
何にせよ、聞きだすしかないな。


常に仲間の【全体方針】に従って行動する。
また、アリスらが突破や逃亡の素振りを見せないか、常に警戒。

【質問】
『…アンタ、何の目的で日本に来たんだ?』
『誰かの命令か?それとも独断で?』

【戦闘】
開始2ターンはアリスと従者の様子を見つつ前衛で防戦。
この間に森羅呼吸法でエンチャント。
欧州の人狼として言動に違和感がないか、使ってくるアビリティや武器、吸血鬼に関する発言に注意し、
アリスの現在の立場、従者の正体を推測。
以降は獣撃拳奥義で攻撃し、アリスの突破・逃亡の阻止を最優先に。
突破・逃亡しようとするなら最終的にはアリスには捕縛を試み、攻撃の優先順は「突破・逃亡を手助けする従者>アリス」。
こちらが負傷した場合、味方からの回復でHPが2/3を切る時のみ森羅呼吸法を使用。

アリスに対しては最悪でも戦闘不能に留める様に配慮。
従者が人狼だった場合は同様の配慮を。

もし他班からの信号弾を確認した場合は乱入者を警戒、声掛けで周知。
黒か青の信号弾なら処刑人、赤か緑なら吸血鬼を警戒。
処刑人の乱入時はアリスを庇い、一番近くでアリスを狙ってくる者から撃破。
吸血鬼の乱入時も同様のパターンで。
ただし、アリスが吸血鬼側についていると判明した場合は即座にアリスの捕縛に切り替え、妨害してくる者から撃破。

アリスを保護か、もしくは捕縛後は、彼女を連れて安全地帯まで撤退する。

泉・星流(小学生魔弾術士・b51191)
【考え】
出来れば戦闘はしない方向で、会話は他の仲間に任せる
アリスさんが攻撃を仕掛けてきた場合、2ターンは防御・回復に専念
乱入勢力がアリスさんを狙った場合、(アリスさんから情報未入手時・目的に共感を覚えた場合)例えアリスさんから攻撃を受けたとしても、情報云々抜きで、アリスさんの身を守る

【行動の優先順位】
『乱入者に対する対応』>『アリスさんの足止め・捕縛』>『アリスさんからの情報入手』

【戦闘】
ポジションは基本的に後衛

アリス逃亡時・乱入者参戦時
ジェットウィンドで、『足止め』による『アリスさんの足止め・捕縛援護』『乱入者に対しての時間稼ぎ』を狙う

一人でも仲間のHPが70%ぐらいかBSにかかったとき、浄化の風を使用
自分のHPが70%ぐらいになったときは、魔弾の射手による自己回復


【アリスさんを見て】
『やっぱり髪の色とか目の色とか見ていると、なんか親近感が沸くな・・』
↑髪と瞳の色が同じw

【アリスさんにジェットウィンドを使用したとき】
『すいません・・・・手荒な真似はしたくはないんですが・・・・』

【乱入者にジェットウィンドを使用したとき】
『悪いけど・・行かせる訳にはいかないんです・・・・』


【アリスさん捕縛による撤退時】
『普段はこういうのは好きじゃないんだけど・・』
シスター服とかつらを着用し、アリスさんの格好をして撤退(本人曰く:いや、髪の色とか目の色似てるから、意外に他の勢力の混乱をまねけるかと?)

福田・真(不覚の淡光・b62135)
【心情】
アリスさんが無事だったのは敵とは言え、喜ばしいこと、ですが。
なんというか喜んでいい状況でもなさそう、ですね。

【全体方針】
他の人が書いた内容に従う。

【戦闘方針】
配置は後衛。回復メイン。
最初に奏甲で自分を強化します。
回復の必要がなければ拡散弾で攻撃も試みます。
蟲の知らせはダメージは期待できないので、こちらに意識を向けさせるのに使う程度。

【問いかけたい内容】
・「てっきり闘神の渦に巻きこまれたと思ったけどそうではなかったの、ですか?」
 「巻き込まれたというなら何故無事だったの、ですか?」

・「確か親衛隊ともども行方不明だと聞きましたが、そちらのフードの方々は親衛隊の方、ですか?」
 返答がなければ「まさか吸血鬼…なわけない、ですよね」と言ってみます。
 実際従者が吸血鬼だった場合は「敵対しているはずなのに何故?」とさらに畳み掛けてみます。

【注目点】
アリスさんの態度と従者の動きに注目。
以前聞いたアリスさんの様子と違っているか否か。
アリスさんは部下を置いて逃げる人ではないし。
部下の皆さんもアリスさんを庇うことに躊躇いはなかったと聞きます。

【他勢力乱入時】
・処刑人の場合
まず戦闘は避けられないと思うので。
戦闘方針にのっとって行動。なるべくリーダーは狙わない。
アリスさんが行動不能な場合は近づかせないよう気をつける。

・吸血鬼の場合
攻撃してくるなら戦闘方針にのっとる。
逃げていくのなら深追いはしない。




<リプレイ>

●黄昏に聖女は足を止め
 紅く染まった空が綺麗な夕暮れ時。ヤドリギ使いの力を使った池田・クラレット(護界召喚師・b45628)を先頭に、能力者達が次々と山道に姿を現す。
「コルシカ島で敵対したとはいえ、人狼達の無事は良い事だ。話に応じてくれれば良いな」
 煌月・朔(呪言士・b11702)が言いながら、携帯電話を確認する。他のチームに何事かあれば、連絡が来るはずだ。携帯電話の電波は、ここにもしっかり届いている。
「アリスさんが無事だったのは敵とは言え、喜ばしいこと、ですが。喜んでいい状況でもなさそう、ですね」
「色々聞きたいこと一杯なんけど……答えてくれるんかなぁ」
 福田・真(不覚の淡光・b62135)と八神・沙奈(見習いマジックナイト・b22636)が、任務の困難さに思いを馳せる。
「アリス様が正常ならば、味方してお話したいです。何故かどうしても悪い方に思えないのです」
「処刑人やアリスさん、皆で塩もつ鍋を囲んで解決できれば良いのですけど」
 紫堂・小夜(小学生水練忍者・b26122)とクラレットがそう言って頷き合う。
「何にせよ、聞き出すしかないな」
「鬼が出るか蛇が出るか……ま、やる事をやるだけだな」
 壬柳・惣一(鳶色ト黒キ蟲・b46550)と天星・龍(闇照月天昇龍・b15173)が前に出る。
「……責任重大やな、気ィ入れてこ」
 空知・麦丸(てなもんだ人生・b18308)が拳を握り締め、決意を固めるように息を吐いた。

 数呼吸の後。前方に、七つの人影が姿を現す。
 修道服の少女――アリスが足を止め、軽く目を見開く。その周りには、フードで顔を隠す六人の人物。
(「やっぱり髪の色とか目の色とか見ていると、なんか親近感が湧くな」)
 泉・星流(小学生魔弾術士・b51191)が、ふとそんな感想を抱く。
「そこのお嬢さん、ここらで寄り道はどうだい?」
 山田・綾那(神速の太刀・b15853)が前に進み出る。
「我々は銀誓館の者達です」
「銀誓館学園の紫藤小夜と申します。私達はアリス様とお話するために来ました」
 龍が注意深く、小夜が礼儀正しく名乗り、軽く頭を下げる。
 六人の従者が、アリスの方を伺う。服の下に隠れた手が握るのは、武器か。
 しばらくの沈黙の後――アリスは従者達に、静かに首を振った。そして能力者達に向き直り、従者達を従えて歩み寄る。
「お話、ということでしたね?」
 能力者達まで十数歩のところまで歩みを進めてから、アリスは笑みを浮かべた。
 惣一はじっとその様子を観察する。今のところ突破する様子や引き返す様子はない。
 龍は辺りの気配に注意を払う。アリスと従者六人以外の気配は見当たらない。
「どのようなお話でしょうか? お聞きしますよ」
 笑顔で先を促され、能力者達は口を開いた。

●夕暮れに聖女は語り
「まず、こちらとしては敵対したくはない」
 最初にそう言ったのは、綾那だった。
「だが、その行動、目的如何によっては、戦闘も辞さないと言っておくよ」
「心得ておきましょう」
 笑みを崩さぬまま、アリスが頷く。続いて進み出たのは、龍。
「人狼十騎士の聖女様が、わざわざこんな辺境の地に何の御用ですかな?」
「辺境、ですか?」
 龍の言葉に、アリスが首を傾げる。
「世界で唯一シルバーレインの降る国。私には、世界の中心に思えますよ」
「なるほど。しかし……」
「アンタ、何の目的で日本に来たんだ? 誰かの命令か? それとも独断で?」
 答えを聞き出そうとする龍の横から、惣一がずばりと切り込む。
「それは、秘密です」
 いたずらっぽく、アリスが人差し指を口元に当てる。
「そんな、秘密って……」
「では、命令ではないとは言っておきましょう。全て自分で考えて決めたことです」
 食って掛かろうとする惣一の言葉を、アリスは上手く摘み取った。
「やっぱり、吸血鬼が敵さんやって思ってるんから、ここまで来たん?」
「吸血鬼の全てが敵というわけではありません」
 すぐさま返って来た答えに、『ネジ』の有無を探ろうとしていた沙奈は、おやと首を傾げた。
「中には、倒すべき吸血鬼もいますけどね」
 アリスの視線がちらりと動き、綾那の上で止まった。その目が細まり、口元が笑みの形を作る。
(「……何だろう?」)
 吸血鬼である自分への視線に胸騒ぎを感じながらも、その意図までは読み取れず、綾那は首を傾げる。
「今までの半年ほど、何処にいたんだ?」
 しばし続いた沈黙の後、朔が話題を変えた。
「てっきり闘神の渦に巻き込まれたと思ったけれど、そうではなかったの、ですか?」
 続いて、真もその疑問をぶつける。
「あら、心配していただいたようですね。ヨーロッパにいましたよ。闘神の渦に巻き込まれたわけではありません」
 そう言って、アリスは「ご心配痛み入ります」と頭を下げる。嘘は言っていないようだった。
 さらに、朔が質問を重ねる。
「欧州の仲間には連絡したのか?」
「連絡……はしていませんね。できない理由がありますから」
「理由?」
「色々と事情がありまして。他に聞きたいことはありますか?」
 笑顔は崩さぬまま、けれど強引にアリスは話題を断ち切る。
「確か親衛隊ともども行方不明と聞きましたが、そちらのフードの方々は親衛隊の方ですか?」
「親衛隊、という言い方は嫌いですね」
 真の問いに、アリスは少し眉をひそめる。
「私の大切な友人達でしたから。勿論、ここにいる皆も友人ですよ」
 そう言って、アリスはフードの人影達を指し示す。フードに隠れた彼らの表情は、伺い知れない。
 少しの間を置いて、クラレットが控えめに、けれど探るように口を開く。フードの従者の正体はわからないが、このままでは突破口がない。
「言い難い話ですが、同じ人狼に裏切られているのかもしれません」
「その可能性はありますね」
 瞬時に返したアリスの表情に、戸惑いの色は見られなかった。
「ですがそれは仕方ないことなのかもしれません」
「仕方ない……?」
 思わず、星流が聞き返す。アリスは、それに目を伏せて応えた。
「カリストさんやラダガストさん達の方針に疑問があるのですか?」
「どうでしょうね?」
 さらに重ねたクラレットの問いに、逆に問いかけるように首を傾げて。
「でも、ラダガストさんとは仲良くできるかもしれないと思っていますよ」
「……それは、どういう?」
「今の私達も、仲良くしているわけですから」
 小夜の問いに、アリスは笑って言った。また逸らされたという思いが、能力者達の頭をかすめる。
「処刑人と意見が対立するような覚えはあるん?」
「処刑人の方、ですか?」
 唐突な麦丸の質問は少し予想外だったようで、アリスは目を数度瞬かせた。
「処刑人の依頼主とは意見が対立するのかもしれません。でも、それは、どちらが正しいかを示しているものでは無いと思いますよ」
 けれどさほど動揺した様子はなく、アリスは答えた。

 これ以上対話が進まないのなら、切り出してしまってもいいだろう。そう判断し、朔が口を開く。
「この先の館のことを知っているか?」
 核心に切り込もうとしたその問いに、アリスは軽く目を見開く。
「貴方も知っていらしたのですね?」
 問いかけの形をしたそれは、肯定。
「誰から話を聞いたんだ?」
「誰から聞いたわけでもありませんよ。ですが」
 アリスが、真っ直ぐに朔を見つめ、口を開く。
「この先の館では恐ろしい儀式が行われていることを、私は知っています」
「じゃあ結局、この先に何の用事なん?」
 腹の探り合いはもう沢山と、麦丸がずばりと切り込む。
「内容によってはこっちも手助けできるで?」
 その言葉にアリスが返したのは、苦笑らしき表情だった。
「どうでしょう。手助けしていただくのは難しいかもしれません」
 それは婉曲ではあるが、手出しは断るという意志。
 会話が途切れる。沈黙が場を支配する。
 これ以上踏み込む言葉を、能力者達は持っていなかった。

●逢魔ヶ時に乱は起き、聖女は――
「もう聞くことはないようですね。では通していただけませんか?」
 沈黙を破ってアリスが口を開いた、その時。
 上空から、パン、と乾いた音。その場にいた全員が振り返る。
 空の一角に大きく黒い煙が湧き上がり、拡散していくところだった。
「あれは……」
 呟いたのは誰だっただろうか。
「処刑人班が突破された!」
 惣一が叫ぶ。その声が、仲間達に状況を伝える。
(「携帯に連絡はなかったのか?」)
 朔が携帯電話を取り出し、開く。そこに表示されたのは、圏外の文字のみ。
 綾那が細身の剣に手をかけ、音を聞きつけて来る者を警戒する。
「……処刑人?」
 小さく呟く声。振り返れば、そこには驚いた表情で首を傾げるアリス。
 能力者達は視線を交わし……小夜が代表して口を開く。
「処刑人がここに来そうです」
「彼らも動いているのですか?」
「ええ。森の小径で道を開きます、一緒に逃げて下さい」
 すぐに平静さを取り戻した口調で尋ねるアリスに小夜は頷く。けれど。
「逃げるなら皆様だけでどうぞ。別に止めはしませんよ?」
 その場から全く動くことなく、アリスは笑みを返した。その視線に込められたのは、余裕の誇示と僅かな嘲笑。
「ならば、こちらも逃げるわけにはいかないな」
 龍が言って、アリスの前に立ちふさがる。突破されないよう仲間達も動く。
 従者の一人が、アリスを見る。服の下に隠した手を突き上げる。その手にあるだろう武器が、何かまではわからない。他の従者達も一歩進み出、アリスを見る。緊張が走る。
 けれど、アリスはその動きに、首を横に振ることで応えた。緊張は解かれないまま、数度目の沈黙が辺りを支配する。
 埒が明かない。
 それは、能力者達皆の思いだった。肝心なことは語らず、襲い掛かってくるわけでもないアリス。出来る限り争いを避けて情報収集をするという能力者達の方針とは、徹底的に相性が悪かった。
「…………!」
 突然、従者の一人が顔を上げる。足早に歩み始めた彼に、能力者達は身構える。
 けれど彼は、アリスの隣で歩みを止めた。その耳元に口を寄せる。
「……あら、そうですか」
 アリスが目を瞬かせる。礼を言って彼を下がらせ、アリスは能力者達に向き直った。
「どうやら、先手を取られていたみたいですね」
「どういう事?」
 星流が、きょとんと首を傾げる。
「私は皆さんのことを少し侮っていたようです。申し訳ありませんね」
「だから、どういうことなん?」
 優雅に一礼するアリスに、沙奈がさらに食って掛かろうとした、その時。
「アリス……!」
 アリス達の後方から姿を現したのは、大鎌を携えた五人の人影。先の尖ったフードは、処刑人の証。
 アリスがさっと踵を返した。
「ここにいる意味はなくなりました、撤退します」
 フードの者達が頷いてアリスを囲み、山道を足早に戻る。そして処刑人を避けるように、茂みの中へ道を転じた。
 あまりの転身の早さに、能力者達の動きは一拍遅れた。
「銀誓館の皆さん、またお会いしましょう」
 斜面を下る足を止めずに一度振り返り、アリスは確かにそう言った。
「待てや!」
「お待ち下さい!」
 逃亡の可能性を警戒していた麦丸と小夜が、後を追おうと走り出す。けれど。
「そこを退け。でなければ、力づくでも排除させてもらおう」
 いち早く二人に追いついた金髪の青年が、大鎌を振り上げ威嚇する。二人も頷き合い、それぞれ手に武器を構える。
 その間に能力者達も走り、処刑人達も距離を詰める。乱入を警戒していた星流は、既に自らの射程内に青年を収めていた。
「悪いけど、行かせる訳にはいかないんです……」
 湧き上がる上昇気流に青年の体が一瞬浮かび上がる。けれど傷を負いながらも、青年は地に降り立った。
「隊長!」
 追いついた少女が、青年の斜め後方に位置を取る。
「通してくれる気はないようですね」
 眼鏡をかけた少年が、少し離れて大鎌を構える。線の細い少年と巨体の少年が、青年に並んで立ちふさがった。
 同じく逃亡を警戒していた惣一が素早く追いつき、森羅呼吸法で力を高めて青年の前に立つ。沙奈がそこに並び、入れ替わりに小夜と麦丸が下がる。真とクラレットがその身に白燐奏甲をまといながら後方に詰め、同じく白燐蟲を呼び出した龍が処刑人達の前に飛び出す。後方で朔が雪だるまを身にまとい、綾那が霧のレンズを呼び出しながら前方に走る。
 その瞬間、五つの大鎌が空気を裂いた。
 半透明の刃が直線を奔り、能力者達の体に食い込む。全員が一度は刃に巻き込まれ、傷を負った。
「くぅっ!」
「大丈夫ですか? 今、癒します」
 刃の交錯点にいた沙奈に、真が白燐奏甲を施す。星流が浄化の風を吹かせ、麦丸が魔弾の射手で自らを癒す。真ケットシー・ガンナーのジゲンが青年の足元に弾丸を撃ち込むも、足を止めさせるには至らなかった。
「チームワークは流石か。けど!」
「デカイのに、攻撃を!」
 龍の掛け声と風の一撃に合わせ、綾那が瞬断撃を巨体の少年に叩き込む。
「悪いけど……行かせないんよ!」
「ぐ……」
 さらに沙奈のグラインドアッパーが、大鎌と噛み合って鈍い音を上げた。
「申し訳ありませんが……」
 クラレットの白燐奏甲を受け、小夜が踊り出す。
「くっ……不愉快な!」
 つられて踊り出した眼鏡の少年が、そう吐き捨てる。同じく踊る巨体の少年も眉を寄せた。
(「正直予想外の展開だが……」)
 舌打ちし、朔が呪言呪詛を巨体の少年に向ける。がくりとその巨体が崩れ落ち、膝を付いた。
「っ……ガアァ!」
 だが咆哮と共に大鎌の石突きをを地面に突き立て、勢いよく立ち上がる。
「まだ行くぞ!」
 彼の正面から、惣一の獣撃拳がえぐるように食い込んだ。流石に二度目の凌駕はなく、巨体の少年は倒れ伏す。
「ほう、集中攻撃か」
 青年が何か感じたかのように、やや目を細める。
「ならば、同じことを返すのみだ」
 その言葉と同時に、大鎌が黒いオーラをまとって襲い掛かる。踊りをやめた眼鏡の少年と後方に位置する少女の影から、長い黒の腕が伸びる。細身の少年が、重い断罪の拳を叩きつける。目標は――綾那!
 ダークハンドを避け、もう一撃を細身の剣で受け、さらに大鎌を受けて軌道を逸らす。けれど四つ目の断罪の拳は避け切られない!
「ぐっ!」
 崩れかけた体を、綾那は再び霧を呼んで癒す。星流が戦場に浄化の風を送る。真や龍が、白燐蟲を綾那に送る。さらに小夜の情熱のビームが、綾那の傷を完全にふさいだ。
 集中攻撃が、今度は細身の少年を狙う。何とかそれをしのぎ切るも、かなりの傷を負ったらしい。
 攻撃と回復の厚さは、人数で劣る処刑人達を確実に圧倒していた。
 青年が、ちらりとアリス達の去った方角に目をやる。能力者達がつられてそちらを見ると、既にアリス達の姿はなかった。
「……ここまでか」
 青年が息を吐き、大鎌を下ろして一歩後退する。処刑人達も、それに従って動きを止めた。
「もう追いつくことはできないだろう。我々は撤退する」
「だったら……止めはしない」
 術扇を下ろした龍の言葉に、能力者達が頷きを返す。
「俺がジャコボに肩を貸そう。トーマは前方を、ペトラとヨハンは後方を固めろ。早急にフィリップとシモーヌと合流する」
 青年が、てきぱきと処刑人達に指示を出す。
「これがどんな結果となるか……その目で見ることになるでしょうね」
「何か知っているんですか?」
 細身の少年の言葉に、星流が問いかける。けれど答えは、少女によって遮られた。
「トーマ、余計なことを言う必要はありません」
「……すみません」
 素直に少年は口をつぐむ。
「では、退かせてもらおう」
 来た時と同じく迅速に、処刑人達は坂道を降りていく。
「……あ」
 小夜が水の気配を感じ、既に暗さを増した空を見上げる。次の瞬間、降り出した雨が能力者達と処刑人の間を遮った。
「吸血鬼の方は、成功したみたいやね」
 信号弾が上がらなかったから、と、沙奈が山上を見上げて言った。
「まだ諦めるのは早いです。可能性がある限り続けましょう……」
 クラレットがアリスと処刑人が消えた道を目で追い、どこか力なく呟いた。

 聖女アリスの目的は、結局何だったのか。
「またお会いしましょう」と言ったアリスの言葉だけが、能力者達の耳に残った。


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知 的 ハートフル ロマンティック せつない えっち
いまいち
参加者:10人
作成日:2009/11/24
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