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2009年11月23日(月) 19:15 |
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町職員の名刺を観光施設の割引券に
地域活性化のために観光を盛り上げようという取り組みは各地で行なわれています。 矢掛町は、今までにないPR効果と、コスト削減を一挙に図ろうとユニークな取り組みをスタートさせました。 職員の名刺を観光施設の割引券にというものです。
江戸時代に宿場町として栄えた矢掛町は、当時の雰囲気が残る歴史と文化の町です。 今月から始まったユニークな取り組みは、役場の職員のアイディアから生まれました。 通常の名刺の裏を町の観光施設の割引券として活用します。 印刷するとコストがかかりますが、職員がスタンプを押すだけなので経費はほとんどゼロ。 およそ200人の職員が業務中に名刺を交換するだけで、矢掛町の観光をPRすることができます。 割引券が利用できるのは、郷土出身作家の作品が展示されているやかげ郷土美術館と国指定重要文化財の矢掛本陣石井家です。 江戸時代に篤姫も泊まったとされるこの屋敷では、ボランティアによる案内も受けられます。 職員のちょっとしたアイデアが観光にどんな効果をもたらすのか、コスト削減の面からも注目されています。
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