岡山放送局

2009年11月23日 23時19分更新

商業高校生が錦鯉の販売実習


岡山県津山市にある商業高校の生徒たちが、23日、自分たちで育てた錦鯉の販売実習に取り組みました。
実習を行ったのは、津山商業高校の地域ビジネス科でベンチャービジネスを学んでいる3年生、30人です。

23日は、鏡野町の物産販売所に錦鯉の直売所が設けられ、生徒たちが学校のプールで春から育ててきた錦鯉のほか、販売用に仕入れた大物の錦鯉、あわせて2000匹を販売しました。

生徒たちは、鯉のえさ代やプールの水道代など経費を考慮して販売価格を決めたということで、春から育てた錦鯉は1匹50円から300円、仕入れた大物は6000円から1万円の値段で販売されました。

生徒達はブランド戦略についても学んでいて赤と白の模様が鮮やかな鯉については、津山商業にちなんで「つしょう紅白」というブランド名をつけて販売していました。

生徒の代表で販売会社の社長役を務める近藤菜津美さんは「お客さんがいっぱい来てくれてうれしいです。23日の売り上げは、30万円を見込んでいます」と話していました。