メールマガジン労働情報 No.579

[行政]

就職先ない高卒、府が雇用/京都、職業訓練も実施

京都府は19日、来春の高校卒業時に就職先が見つからなかった若者を、4カ月間臨時雇用して専門学校などで職業訓練を実施する緊急支援対策を行うと発表した。

府によると、全国でも珍しい取り組み。11月府議会に提出する補正予算案に盛り込む。

対象は府内の高校を卒業した約100人。1人当たり月額8万円程度を支給し、介護ヘルパーなどの職業訓練を経て就職先を探すという。

京都労働局によると、京都府の高校生の就職内定率(9月末)は昨年同月比12ポイント減の約42%。山田啓二知事は「大変厳しい状況で、4カ月の猶予期間で何とか就職に結び付けたい」と話した。

(共同通信)
11月19日