知らないと損するポイント獲得術 「一手間でポイントを倍増させる方法」
11月3日13時0分配信 MONEYzine
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東京北区の主婦、大野恵さん(仮・31歳)は先月末、冬に備えてネットでコタツを購入した。いくつか候補を絞った上で、最終的にインテリア大型専門店「ニトリ」のコタツに決めた。価格は1万円ほど。
この商品はニトリのWebサイトで、ネットショッピングによって買うことができるが、大野さんは直接ニトリのサイトでは購入しない。クレディセゾンのカードを持っているので、まずクレディセゾンが運営するショッピングモール「永久不滅ドットコム」を経由し、同サイトに提携している楽天市場へジャンプ、さらに楽天市場と提携しているニトリのサイトへ移動する。
こうしてサイトを経由するだけで、セゾンカードのポイントは通常より2倍となり、なおかつ楽天ポイントも購入額分が貯まるのだ。経由するだけでポイントが倍増するショッピングモールを開設しているのはクレディセゾンだけではない。JCBは「Oki Doki ランド」、セディナは「セディナモール」、三菱UFJニコスが「ポイント名人ドットコム」を運営しているように、大手カード会社はたいていショッピングモールを持っており、楽天市場やYahoo! ショッピングなどの複数のショッピングサイトと提携しているので、ぜひ利用したい。
大野さんは主婦仲間では節約上手と一目置かれる存在だ。3年前に都内の大手ホテルで結婚式を挙げた際にも、挙式や披露宴にかかった約400万円を、ホテルが発行するカードを申し込んでからカード払いした。これによりカード会社のポイントに加え、そのホテルのクラブ会員ポイントも同額分が付与された。大野さんは獲得したポイントをカード分については都内のレストランのランチ券と交換し、クラブ会員分は軽井沢にある同ホテルのグループのホテル1泊分と交換し消化した。「カードを利用するだけで、ホテル1泊分をもらえました。知らないと損ですよね」(大野さん)と、自身のポイント獲得術に満足気だ。
工夫するだけでポイントが多く貯まるのであれば知らないとたしかに損だが、ひとつ気をつけたいのが、ポイントの有効期限だ。ポイントが永久不滅でない限り、有効期限があるので、しっかり整理していないとせっかく貯めても、いつの間にか使えなくなってしまうということも。使い切れないポイントは、たとえば「楽天ポイント」から「ANAマイレージ」のように、他のポイントに変換することもできるので、マメにチェックしたいところだ。
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最終更新:11月3日13時0分