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女子アナの登竜門とも呼ばれる「ミス慶応コンテスト2009」が22日、東京港区三田の慶応大学で行われ、「ミス慶応」に文学部3年の秦綾佳さん(20)が選ばれた。準ミスは法学部2年の酒井真由子さん(19)。今年は主催する「広告学研究会」所属学生の「全裸暴走」事件が発覚し、コンテスト開催が危ぶまれていた。この日も一部メディアをシャットアウトするなど現場は超ピリピリムード。来年以降の開催のメドは全く立っておらず、今回が最後の開催となる可能性もある。
数々の有名女子アナを輩出してきたミス慶応コンテストは、異例の謝罪でスタートした。
冒頭、主催する広告学研究会の男子学生があいさつし、「(同サークルの)10名が騒動を起こしてしまい、大変ご迷惑をおかけしました」と、10月に起きた全裸事件について謝罪。大学関係者や協賛企業、ミス候補、日吉の住民らに対し「おわびしたい」と述べた。今後、全裸事件の原因を究明するため「再発防止委員会」の設置を明言。この日のコンテストを区切りに「広告学研究会」の活動を「休部」するとした。
この日のコンテスト自体は予定通り進行。特に混乱もなく無事にミス慶応も選ばれた。ただ、その舞台裏は、超ピリピリムード。かつてない厳戒状態に包まれていた。
昨年までは取材について、当日の申請があれば特例で認めてきたが、この日は事前申請がないメディアは一切シャットアウト。出入り口では申請があるかどうか入念にチェックされ、主催者側と報道陣側が押し問答をする場面も見られた。
「ミス慶応」関係者は「(今回の厳しいメディア規制は)取材が殺到することを予測し、事前に話し合って決めた」と説明。事実、昨年まで取材を依頼してきたメディアは20社程度だったが、今年は三十数社と1・5倍に増えたという。同サークルOBには「メディアの取材は受けないように」とのメールが一斉に流されている。
このように注目を浴びるようになったのは、もちろん“全裸事件”が原因だ。今年10月、コンテストを主催する同サークル所属の学生が全裸で日吉駅構内を走り回り、10人が公然わいせつ容疑で書類送検。その様子を女子学生が撮影していたことも騒ぎに輪をかけた。
大学側には「あまりに破廉恥」などの抗議が殺到。同サークルOBでミスコン創設メンバーらも激しく批判するなど、開催が危ぶまれていた。
結局、今年は「協力団体との社会的道義」(同サークル)を理由に開催されたが、今後の活動について「無期限停止」とホームページ上で発表している。
大会関係者は、来年以降の開催について「全くの白紙。『ミスター慶応コンテスト』を主催するサークルなどに引き継がれる可能性もあるが、具体的には何も決まっていない。大学側との関係もよくなく、OBたちも激怒している。なくなるかもしれません」。大学ミスコンの元祖とも頂点とも言われる「ミス慶応」。今年で見納めとなるのだろうか。
◆秦 綾佳(はた・あやか)1989年3月28日、愛媛県生まれ。20歳。慶大文学部社会学専攻3年。将来の夢は「言葉をつかう仕事につくこと」。趣味は読書、あみだくじ。特技は家具の組み立て。好きな男性のタイプは「色黒、骨太、キレイな目」。身長167センチ、血液型A。
◆ミス慶応コンテスト 1975年から始まり、今年で26回目。上智、立教、青学大などでもミスキャンパスイベントがあるが、慶応は最大規模。在学女性4~6人の候補者の中からホームページへのウェブ投票や大学前、渋谷109前での投票などでグランプリを選ぶ。入賞者から多数の女子アナを輩出。99年の中野美奈子(フジテレビ)、00年の鈴江奈々(日テレ)、01年の青木裕子(TBS)、06年の竹内由恵(テレビ朝日)らがグランプリに輝いている。06年にはエントリーされた1人が「AV出演経験」と週刊誌などで報じられた。
(2009年11月23日06時01分 スポーツ報知)
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