鳥取で柿の種吹き飛ばし大会　優勝者にはハワイ旅行！

口に含んだ柿の種を吹き飛ばす参加者 Photo By 共同

　富有柿の産地の鳥取県南部町で恒例の「全国柿の種吹き飛ばし大会」が２３日、開かれた。今年は初めて同町と交流のある兵庫県宝塚市で関西地区予選会を行い、優勝者らを招待。県内外から延べ約５００人が参加して飛距離を競った。

　参加者は親子や男女別の４組に分かれ、口に含んだ種を、体をひねったり助走するなど勢いをつけて「プー」。勢い余って幅４メートルのコースから転がり出る人もおり、観客席からため息と笑い声が起こった。関西地区優勝者の飲食店経営草野秀和さん（６２）は「大会が町の活気の種になり、私も話の種になりました」と喜んでいた。

　優勝はメンズ部門が１３・３５メートルを記録した島根県雲南市の中島和志さん（３７）、レディース部門が１１・３２メートルの鳥取県琴浦町の倉本さとみさん（４４）で、共に優勝賞品のハワイ旅行を獲得した。

[ 2009年11月23日 16:53 ]