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2年の歳月を経て実現する“因縁の対決”に高まる期待

ようやく実現する内藤大助(左)と亀田興毅の対戦に周囲の期待は高まる=9月24日
ようやく実現する内藤大助(左)と亀田興毅の対戦に周囲の期待は高まる=9月24日
Photo By 共同

 6度目の防衛を期す王者、内藤大助(宮田)と2階級制覇を狙う亀田興毅(亀田)。注目の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は29日に行われる。亀田興の弟、大毅が内藤の初防衛戦で投げ飛ばすなどの悪質な反則を繰り返したのが2007年の10月。2年の歳月を経て、因縁の対決がようやく実現する。

 周囲の期待は自然と高まる。話題満載のカードはボクシング人気回復の絶好のチャンス。試合を中継するTBSの担当者は「内藤選手は格闘技にあまり縁のない主婦や子どもも見る。ここ数年では一番注目されるカード」と気合がみなぎる。

 会場のさいたまスーパーアリーナはボクシングの会場としては非常に大規模なもの。頻繁に使用される東京・後楽園ホールの定員は約2千人。国内での世界戦では1万人程度の会場を使用するのもまれだが、今回の興行を主催する宮田ジムの宮田博行会長によると約2万2000席を用意しているという。

 ただ、期待と裏腹に凡戦に終われば、再びファンが離れていく危険性も併せ持つ。ボクシング関係者は亀田大の愚行がイメージを悪くした過去を重く受け止めており「どっちが勝つにしろ、とにかくいい試合になってほしい」という切実な声があちこちで聞かれる。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年11月23日 16:55 ]

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