夢のお告げ

夢のお告げそれは見てはならなかったのかもしれませんね・・・

 これはＡちゃんという女の子の体験談です。
Aちゃんはある日こんな夢を見ました。知らない女の子と一緒に遊園地にいて、風船を持ったピエロが手招きしているという内容だった。
夢はそこで区切れ、Aちゃんは目を覚ましました。今日は修学旅行で遊園地に行く予定。母親に言うと『遊園地のことばかり考えているからそんな夢を見るのよ!!』といわれてしまった。
結局そのまま学校へ行き、バスに乗って遊園地に向かった。その途中で寝てしまい、またあの夢を見た。
今度は女の子とピエロが一緒に手招きしていた。Aちゃんが二人のほうに行くと、二人はトイレのほうに行ってしまった。後を追ってみると、女の子が腕に何かを抱えて立っていた。よく見ると知らない女の子の首で、血がしたたり落ちていた。そこで夢は途切れた。
今の夢は一体・・・・。
遊園地に着くと、まずお昼を食べてそれから自由行動になった。Aちゃんはコーヒーカップのところへ友達と一緒に行った。すると友達が、あ、ピエロだ!!。。　Aちゃんは驚いた。そのピエロは夢に出てきたピエロと同じ姿だった。二人はカップに乗り、Aちゃんはなるべくピエロを見ないようにした。カップが動き出しＡちゃんの目線がピエロのほうに向けられると、ピエロは他の学校の女の子を、夢で見た女の子と一緒に奥のほうへ連れて行った。
Ａちゃんは気を失いそうになった。なぜならつれて行かれた女の子は殺された首だけの女の子だった。カップから降りたAちゃんは急いでトイレに向かうと入りかけていた女の子を呼びとめ、理由を話して中に入るのをやめさせた。
帰る時間になりバスの前に並んでいると夢で見た女の子が横切りこういった。

『夢を見なければ、良かったのに・・・』と・・・


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