ペンション
これは、私の姉がペンションに泊まったときに聞いた話です。
ある日AさんとBさんとCさんの三人の女の子が、姉の泊まってたペンションに泊まりにきていたそうです。
ペンションに着いて、海にいったりその日は何事もなかったんですが、夜になってそのコトは起こりました。
三人で、怖い話をしていたときです。
いきなり玄関のドアから
トントン
とノックの音が聞こえたらしいです。
『管理人かな?』と一人の子・・・Aさんは思ったらしくて、そのドアを開けようとしました。
そうすると、もう一人の霊感があるBさんが
『開けちゃダメだよ。あの世の人がノックしてるんだから・・・。』
そして、ドアを開けようとしたAさんの手は止まって、そのままにしておいたらしんですが、ノックの音は何時間たっても止みません。
そこで、Cさんが面白がって、
『だったらさ、質問ぐらいしてみようよ。それだったら何もないじゃん。』
といいました。
そのコトでBさんはしぶしぶ了解したらしいんですが、その質問は、本当はしてはいけない質問だったんです。
「アナタに質問します。アナタは女性ですか?男性ですか?
女性だったら、二回ノックして男性だったらノックしないでください。」
そして、数秒後。
トントン
と二回聞こえてきたんです。
女性とわかると、Cさんはホッとして、もう一回質問しました。
「アナタは、若い人ですか?ご老人ですか?ご老人だったら二回ノック
してください。若い人だったらノックしないでください。」
数秒後、何も反応がなかったんで、若い人なんだなってわかりました。
今度はAさんが面白がって、質問をしました。
「アナタは、あの世の人ですか?この世の人ですか?あの世の人だっ
たら、二回ノックしてください。この世の人だったらノックしないでくださ
い。」
またまた数秒後・・・・
トントンッ
そのノックの音を聞いてAさんは少し後ずさりしましたが、また気を取り直して質問しようとしました。
そこで、Bさんは言いました。
『ねぇ・・・もうやめようよ・・・』
Bさんは弱弱しい声でそういったんですが、AさんとCさんは、『あと一回だけ!』ということで、承知しました。
「アナタは何人いますか?いる人の数だけノックしてください。」
そうすると数秒後に・・・・
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンッッッッ!!!!!
と、すごい数のノックがかえってきました。
AさんとBさんとCさんは、もうビビって悲鳴をあげるコトさえできなくなっていました。
すると、ドアがガチャガチャッとなると、ギィィィィと鈍い音とともにドアが開きました。
投稿者 不明
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