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放射線ホルミシス

TOSS勢い水 江口儀彦

 

これまでの定説では、どんなに弱い放射線でも、蓄積されることで悪影響を与えるとされていた。

しかし、近年の研究では、弱い放射線は害が無いことがわかってきた。それどころか、健康によいということが確かめられてきた。

しかし、このことはあまり一般的に知られてない。最先端の放射線への考え方「放射線ホルミシス」を授業する。


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説明  広島に落とされた原子爆弾です。

発問 爆風を生き残った人達を長く苦しめたものがあります。

  「放射線」

説明 「放射線」は、電波と同じように目に見えません。

発問 「放射線」は、あるものを破壊します。(絵を見せる)なんですか。

  「細胞」

説明 細胞や、細胞の中にある遺伝子を破壊します。今まで元気でも、ガンや白血病になり死んでしまうことがあります。

説明 ソビエトのチェルノブイリで、原子力発電所が爆発しました。

   世界中に放射線を出す物質「放射性物質」がばらまかれました。

   漫画「美味んぼう」の中で、主人公がこのように言っています。(美味しんぼう「21巻 究極のスパゲティ」から)

指示 感想を言いなさい。

発問 弱い放射線は、身の回りのあちこちにあふれています。太陽からもアスファルトからもでています。

   これが私たちが、一年間に自然に浴びる量。こちらがカナダの原子力発電所の職員が浴びる量。

指示 感想をどうぞ。

説明 原子力発電所では、多くの放射線を浴びるのです。では、癌になった人の量を比べます。

   (原子力発電所勤務の人の発ガン率が圧倒的に低い)

説明 これは、広島で爆心地から20q以上離れている人の発ガン率です。

   (死亡率と癌の発生率が低い)

説明 チェルノブイリ周辺の癌の発生率です。

   (死亡率と癌の発生率が低い)

発問 このことから何が言えると思いますか。

   「放射線は、死亡率と癌の発生率を下げる」

説明 実は、日本人は、ずっと昔から経験的にこのことを知っていました。

   温泉です。玉川温泉は、末期癌の治療などに利用されています。

   

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