2009年 11月 22日
金田一耕助ミステリーウォーク
岡山ゆかりの名探偵金田一耕助の小説に登場するスポットを巡るイベントが22日、倉敷市真備町周辺で行われました。袴姿に黒いマント、そして帽子、イベントには岡山ゆかりの名探偵金田一耕助の格好に扮した約60人のファンが県内外から訪れました。金田一耕助シリーズの著者、横溝正史さんは戦時中、倉敷市真備町に疎開していて、町内にはシリーズに登場する実在の地が残っています。イベントでは「八つ墓村」に登場するほこらのヒントになった場所など16カ所を巡り、地元の人が小説の場面を再現して参加者を楽しませていました。このイベントは新たな観光資源を発掘しようと倉敷市などが行ったもので主催者では「県内にはゆかりの地がまだ多くあることから広域的なイベントに発展させたい」と話していました。

地場産業をPR   手袋&バッグ冬まつり
地場産業について知ってもらおうと、冬物の手袋や婦人用のバッグなどを格安で販売するイベントが、22日から東かがわ市で始まりました。これは東かがわ市の地場産業である手袋やバッグについて広く知ってもらい、消費を掘り起こそうと5年前から毎年開かれているもので、地元のメーカー16社が参加しました。会場の讃州井筒屋敷では防寒用や婦人用手袋のほか、ゴルフ用手袋などが市価の半額以下で販売されています。また婦人用の皮の高級バッグが市価の3割程度で売られていて、訪れた人がじっくりと品定めをしていました。このほか、手袋にちなんで手の美しさを決めるコンテストも行われ、親子連れなどが参加していました。このイベントは23日まで開かれています。

おかやま骨董アンティーク市
国内外の骨董品を一堂に集めた展示即売会が22日、岡山市のオレンジホールで始まりました。会場には全国から59の業者が出店しています。江戸時代タンス掛けに使われていた古布や甲冑などを始め、100年以上前のイギリスのブローチなど、国内外の骨董品数万点が展示即売されています。値段も100円ほどで購入できるアクセサリーから数百万円する古美術まで様々です。中でも備前焼作家として初めて人間国宝に認定された故・金重陶陽さんの作品には、200万円以上の値段が付けられたものもあり、注目を集めていました。会場には多くの骨董ファンが訪れ、熱心に品定めしていました。このイベントは23日まで開かれています。

ファジアーノ サガン鳥栖と対戦
サッカーJ2・第49節でファジアーノ岡山は22日、アウェーの佐賀県鳥栖市でサガン鳥栖と対戦しました。ここまで痛恨の8連敗、泥沼から脱出したいファジアーノは前半18分、流れたボールに14番・小林が合わせますがゴールに到りません。0対0のまま迎えた後半ファジアーノは鳥栖の再三にわたる攻撃にもゴールキーパー真子がファインセーブを見せしのぎます。その後もピンチを迎えるものの、必死のディフェンスで耐え得点を許しません。そして終了直前、20番武田にパスがつながりますがシュートは惜しくもゴールの上、得点できません。結局、ファジアーノは勝利を飾ることは出来ませんでしたが、0対0のスコアレスドローで久しぶりの勝ち点1を手にしました。

晩秋の美作路を力走 津山駅伝競走大会
晩秋の美作路でランナーが健脚を競う津山駅伝競走大会が22日、津山市で開かれました。大会は今年で27回目。この時期の津山市恒例のイベントとして定着していて地元の中学校や高校を中心に、5つの部門に66チームが出場しました。このうち、高校男子と一般男子の部は、午前10時30分に津山市の津山陸上競技場をスタートしました。コースは5区間の17.1キロです。圧倒的な強さを見せたのは一般男子の部で大会7連覇中の岡山商科大学のAチーム。序盤の2区間で早くも独走態勢を築くとそのまま最後まで順調にタスキを渡し、見事に大会8連覇を達成しました。

OHK杯ママさんバレー岡山決勝大会
OHK杯岡山県ママさんバレーボール大会の決勝大会が22日、倉敷市で開かれました35回目を迎えた今年の大会には予選を勝ち抜いた24チームが参加し優勝を目指して熱戦を繰り広げました。試合はチームのレベルによって3つのクラスに分けられ9人制で行われました。参加したママさんは家事や仕事の合間を縫って練習を続けていて、試合では、日頃の成果を発揮しようと一生懸命声を掛け合いながらプレーしていました。Aクラスの上位3チームは来月開かれるせとらんどカップで、香川県の代表チームと対戦します。