6年前の銀行強盗容疑で男逮捕 大阪、2千万円奪う大阪市東住吉区の関西銀行(現・関西アーバン銀行)百済支店で2003年6月、現金約2千万円が奪われた強盗事件で、大阪府警捜査1課と東住吉署は20日、強盗の疑いで、大阪府寝屋川市下神田町、韓国籍のとび職金聖治容疑者(37)を逮捕した。 捜査1課によると、金を脅し取る際に使われ、店内に残されていた消火器に付着した指紋が金容疑者のものと一致。事件発生時に現場近くに住んでいたことなどから金容疑者を割り出した。 逮捕容疑は03年6月9日午後0時20分ごろ、大阪市東住吉区杭全2丁目の同支店に押し入り、応対した窓口の女性行員に、自分で持ち込んだ消火器のホースを向けて「金を出せ」と脅迫、カウンター内にあった現金約2千万円を奪った疑い。 捜査1課によると、金容疑者は「知らないとしか言いようがありません」と否認している。事件当時、消費者金融に約350万円の借金があったという。 【共同通信】
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