大阪市東住吉区の関西銀行(現・関西アーバン銀行)百済支店で03年、現金1930万円が奪われた強盗事件で、大阪府警は20日、同府寝屋川市下神田町、とび職、金聖治被告(37)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=を強盗容疑で逮捕した。府警捜査1課によると、現場に遺留された消火器の指紋が一致した。「知らないとしか言いようがない」と否認しているという。
逮捕容疑は03年6月9日午後0時20分ごろ、東住吉区杭全2の同支店に消火器を持って押し入り、ホースを女子行員に突き付けて「動くな。金を入れろ」と脅迫。そばにあった現金1930万円を奪った、としている。【花牟礼紀仁、向畑泰司】
毎日新聞 2009年11月21日 大阪朝刊