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宇治橋、20年に1度の架け替え 伊勢神宮で渡始式

2009年11月4日7時34分

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写真:架け替えられた宇治橋を渡ろうと大勢の人が訪れた=3日午後、三重県伊勢市、本社ヘリから、山本裕之撮影架け替えられた宇治橋を渡ろうと大勢の人が訪れた=3日午後、三重県伊勢市、本社ヘリから、山本裕之撮影

 三重県伊勢市の伊勢神宮内宮(ないくう)の五十鈴(いすず)川に架かる宇治橋が20年ぶりに架け替えられ、3日、渡始(わたりはじめ)式が厳かに営まれた。「神様のお引っ越し」といわれる13年の式年遷宮を前にした行事。内宮には、白木の新しい橋を渡ろうと6万人を超える人たちが訪れた。

 渡始式は午前10時、神域に響く太鼓の音を合図に始まった。ヒノキの香りが漂う中、地元から選ばれた渡女(わたりめ)の田畑まきさん(82)を先頭に、鷹司尚武大宮司や全国の58組の親、子、孫の三代夫婦、神宮関係者らが続いた。正午前からは、一般の参拝者が橋の感触を確かめるように渡った。

 宇治橋は全長101.8メートル、幅8.42メートル。純和風の木造橋としては国内最大規模とされる。20年後の架け替えまでに延べ1億人を超える参拝者が渡ることになるという。

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