2009.
11.
22
21:09:29
数日前から呼ばれている気がして、
六甲山系の西にある再度山(ふたたびさん)へと向かいました。
向かうは、お寺です。
以前、神戸市立森林公園へ行った際に、ドライブウェイのカーブからからチラッと見えた
朱色の山門がやけに印象的で心に残っていたのかもしれません。
山門のその先のビジョンが、なんとなくいつもクリアに浮かんでくるので
この休日に行ってみようと思い立ちました。
こうしたビジョンは、放っておけば、そのうちに忘れてしまうこともありますが、
この場所はなんとなく、行っておかなければ頭から離れてくれないような気がしたので
連休ということもあり、足を運んでみることにしました。
前知識は、なにも詰め込んでいません。
ただ朱色の山門がそこにあった・・・
その先を見てみよう・・・
今回は目的もなく、ただそれだけです。

このお寺は、大龍寺( たいりゅうじ)という寺でした。
兵庫県神戸市中央区再度山町にある仏教寺院。
山号は東寺真言宗別格本山。通称、中風除けの寺。

どことなく、山門周辺には高野山と同じような清々しくも柔らかな空気が漂い、
参道の石段には、滋賀の立木山寺を彷彿とさせるような、荘厳な観音霊場の佇まいがありました。
被る・・・
イメージが、被りまくる・・・
デジャブかと思うくらいに、この場所を歩いていると
その一歩一歩に、上記のような場所が次々とリンクしていくような感覚がある・・・
そんな不思議な既視感に包まれていきました。

それも当然かもしれません。
このお寺は、たくさんの霊場札所になっていたからです。
・摂津国八十八箇所第82番
・近畿三十六不動尊霊場第9番
・摂津西国第6番
・ぼけ封じ三十三観音第8番
・神戸十三仏6番
・神戸七福神(ここでは大黒天)
・西国愛染十七霊場第5番
こんなに・・・! たくさんのエネルギーに満ちているわけですね・・・。
写真は、仁王門を潜ったところにいらした、頭に馬が乗っかっているお不動さん。
三面なところが、阿修羅王っぽいですが。^^
そういえば、納経所では、三面の大黒天も見かけました。とてもめずらしくて印象的でした。

本尊は、 奈良時代の木造菩薩立像で、如意輪観音(秘仏・重要文化財)です。
御縁起に寄ると・・・
768年 和気清麻呂が、蛇ヶ谷(高雄山の西方の谷)で道鏡の刺客に襲われし時、
龍(大蛇)に姿を変えた菩薩に命を救われたことにより開かれた寺、なのだそうです。
弘法大師が唐に渡る前に修行した寺としても有名で、境内には四国八十八ヶ所がありました。
大師が唐から帰ってから、再びこの地を訪れたことから再度山の名がついたそうです。
あぁ納得・・・!
空海様ゆかりのお寺だったんだ・・!
しかも、二回も訪れていた寺なんだ。
どうりで、高野山や立木山と被るわけです。
特に本堂周辺は、お堂の配置やらなにやらまで、そっくりでした。
イチョウの葉が色づいて、一面黄色で飾られていて美しかったです。
イチョウは、黄金カラーともいえますね。
そして祀られているのは龍神様。
金龍様が、呼べばこちらにいらしてくださるのかもしれませんね。

ぼけ封じの観音様です。
とても美しいお姿で、ウットリ。。。


観音様も数え切れないほど祀られていますが、他の仏像も数多く配置されています。
みどころが、いっぱい。
六甲山へ抜ける縦走ハイキングコースだったりして、
このお寺にもハイカーさんがたくさん立ち寄っていらっしゃいました。
休憩ポイントになっているのかもしれません。


ペットの供養塔には、ワンちゃんの像が。
うーん・・・こういうのを見ちゃうと、やはりシリウス系の神様に呼ばれたのかも
・・・という気がしてきます。
子育て観音などもありました。


紅葉がピークでした。ベストタイミングでしたね。


如来様や菩薩様の分身がここにも。
こんど生駒山近辺に行ったら、歓喜天を拝見しようと思っていました。
豊川稲荷についてのブログ記事を、先日たまたま目にしていたところでした。
十一面観音についても、えーとえーと、なにかの化身でとのうこうのと・・・
あぁぁ、、なにげにシンクロしています。(@@)
というか、ここって、なんだかすごいお寺だったんですね。。。
近所なのに知らなかったなぁ。。。

水子供養の仏様です。カラフルですね。^^
どこの水子供養も、子供の魂の慰めにと、明るく飾って工夫されていますよね。
この光景を見て”恐い”と受け止める人が、まだまだたくさんいらっしゃるようです。
が、どこにフォーカスするかは、人それぞれ。自分次第だと感じます。
悼む心も慈しみの心も、離れていった子供たちの魂と天にはしっかりと通じています。
私たちが歓べば、子供たちも共に歓ぶのです。

お稲荷さんの鳥居。
権倉稲荷大明神で、狐さんと白蛇さんが祀られていました。
地面に散ったモミジの赤と、鳥居の朱のコントラストがとても美しい一角でした。
ここには、まるで計算されているかのようで、そうではない、あるがままの自然美がそこかしこに存在しています。
人の手で生み出した創造物と、自然の有機物が織りなす、一体感。
移ろいゆく季節の中で、その一瞬一瞬を、一期一会を、味わい深く感じることのできる美しさ。
私が寺社仏閣を訪れるのが好きな理由の1つは、それを発見できるところです。

奥の院です。
ここは弘法大師さん一色でした。
もっと上に行けば、弘法大師さんが岩に掘ったという梵字と亀さんが拝めますが・・・今回はパスしました。

奥の院の真裏に発見しました。
水天宮。
多くの龍王が祀られていて、ちょっと圧倒されました。
湧き水も少し沸いていましたが、ちょっと枯れ気味でした。。。
なんの案内も出ていませんでしたから、裏手に回らなければ気がつかなかったと思います。
布引の滝も近いですから、なにげに重要ポイントだったのかもしれません。
やはり呼んでくださったのは、瀬織り津姫様かその関連なのかな。。。


紅葉が本当に素敵でした。
また訪れたいなと思いました。
六甲山系に、またひとつお気に入りスポットができました。
六甲山系の西にある再度山(ふたたびさん)へと向かいました。
向かうは、お寺です。
以前、神戸市立森林公園へ行った際に、ドライブウェイのカーブからからチラッと見えた
朱色の山門がやけに印象的で心に残っていたのかもしれません。
山門のその先のビジョンが、なんとなくいつもクリアに浮かんでくるので
この休日に行ってみようと思い立ちました。
こうしたビジョンは、放っておけば、そのうちに忘れてしまうこともありますが、
この場所はなんとなく、行っておかなければ頭から離れてくれないような気がしたので
連休ということもあり、足を運んでみることにしました。
前知識は、なにも詰め込んでいません。
ただ朱色の山門がそこにあった・・・
その先を見てみよう・・・
今回は目的もなく、ただそれだけです。
このお寺は、大龍寺( たいりゅうじ)という寺でした。
兵庫県神戸市中央区再度山町にある仏教寺院。
山号は東寺真言宗別格本山。通称、中風除けの寺。
どことなく、山門周辺には高野山と同じような清々しくも柔らかな空気が漂い、
参道の石段には、滋賀の立木山寺を彷彿とさせるような、荘厳な観音霊場の佇まいがありました。
被る・・・
イメージが、被りまくる・・・
デジャブかと思うくらいに、この場所を歩いていると
その一歩一歩に、上記のような場所が次々とリンクしていくような感覚がある・・・
そんな不思議な既視感に包まれていきました。
それも当然かもしれません。
このお寺は、たくさんの霊場札所になっていたからです。
・摂津国八十八箇所第82番
・近畿三十六不動尊霊場第9番
・摂津西国第6番
・ぼけ封じ三十三観音第8番
・神戸十三仏6番
・神戸七福神(ここでは大黒天)
・西国愛染十七霊場第5番
こんなに・・・! たくさんのエネルギーに満ちているわけですね・・・。
写真は、仁王門を潜ったところにいらした、頭に馬が乗っかっているお不動さん。
三面なところが、阿修羅王っぽいですが。^^
そういえば、納経所では、三面の大黒天も見かけました。とてもめずらしくて印象的でした。
本尊は、 奈良時代の木造菩薩立像で、如意輪観音(秘仏・重要文化財)です。
御縁起に寄ると・・・
768年 和気清麻呂が、蛇ヶ谷(高雄山の西方の谷)で道鏡の刺客に襲われし時、
龍(大蛇)に姿を変えた菩薩に命を救われたことにより開かれた寺、なのだそうです。
弘法大師が唐に渡る前に修行した寺としても有名で、境内には四国八十八ヶ所がありました。
大師が唐から帰ってから、再びこの地を訪れたことから再度山の名がついたそうです。
あぁ納得・・・!
空海様ゆかりのお寺だったんだ・・!
しかも、二回も訪れていた寺なんだ。
どうりで、高野山や立木山と被るわけです。
特に本堂周辺は、お堂の配置やらなにやらまで、そっくりでした。
イチョウの葉が色づいて、一面黄色で飾られていて美しかったです。
イチョウは、黄金カラーともいえますね。
そして祀られているのは龍神様。
金龍様が、呼べばこちらにいらしてくださるのかもしれませんね。
ぼけ封じの観音様です。
とても美しいお姿で、ウットリ。。。
観音様も数え切れないほど祀られていますが、他の仏像も数多く配置されています。
みどころが、いっぱい。
六甲山へ抜ける縦走ハイキングコースだったりして、
このお寺にもハイカーさんがたくさん立ち寄っていらっしゃいました。
休憩ポイントになっているのかもしれません。
ペットの供養塔には、ワンちゃんの像が。
うーん・・・こういうのを見ちゃうと、やはりシリウス系の神様に呼ばれたのかも
・・・という気がしてきます。
子育て観音などもありました。
紅葉がピークでした。ベストタイミングでしたね。
如来様や菩薩様の分身がここにも。
こんど生駒山近辺に行ったら、歓喜天を拝見しようと思っていました。
豊川稲荷についてのブログ記事を、先日たまたま目にしていたところでした。
十一面観音についても、えーとえーと、なにかの化身でとのうこうのと・・・
あぁぁ、、なにげにシンクロしています。(@@)
というか、ここって、なんだかすごいお寺だったんですね。。。
近所なのに知らなかったなぁ。。。
水子供養の仏様です。カラフルですね。^^
どこの水子供養も、子供の魂の慰めにと、明るく飾って工夫されていますよね。
この光景を見て”恐い”と受け止める人が、まだまだたくさんいらっしゃるようです。
が、どこにフォーカスするかは、人それぞれ。自分次第だと感じます。
悼む心も慈しみの心も、離れていった子供たちの魂と天にはしっかりと通じています。
私たちが歓べば、子供たちも共に歓ぶのです。
お稲荷さんの鳥居。
権倉稲荷大明神で、狐さんと白蛇さんが祀られていました。
地面に散ったモミジの赤と、鳥居の朱のコントラストがとても美しい一角でした。
ここには、まるで計算されているかのようで、そうではない、あるがままの自然美がそこかしこに存在しています。
人の手で生み出した創造物と、自然の有機物が織りなす、一体感。
移ろいゆく季節の中で、その一瞬一瞬を、一期一会を、味わい深く感じることのできる美しさ。
私が寺社仏閣を訪れるのが好きな理由の1つは、それを発見できるところです。
奥の院です。
ここは弘法大師さん一色でした。
もっと上に行けば、弘法大師さんが岩に掘ったという梵字と亀さんが拝めますが・・・今回はパスしました。
奥の院の真裏に発見しました。
水天宮。
多くの龍王が祀られていて、ちょっと圧倒されました。
湧き水も少し沸いていましたが、ちょっと枯れ気味でした。。。
なんの案内も出ていませんでしたから、裏手に回らなければ気がつかなかったと思います。
布引の滝も近いですから、なにげに重要ポイントだったのかもしれません。
やはり呼んでくださったのは、瀬織り津姫様かその関連なのかな。。。
紅葉が本当に素敵でした。
また訪れたいなと思いました。
六甲山系に、またひとつお気に入りスポットができました。