声明【天皇制安泰のための法改「正」に反対します】に賛同署名を寄せて下さった方々からのメッセージの一部を、ご本人の許可を得た上で掲載しています。

三笠宮寛仁が日本会議の機関誌で自説を発言するということは天皇制と日本右翼が天皇制維持のために公然と連携をはじめたということで、いままでとは段階を画す事態にたちいったと思います。声明でも明らかなように「女性天皇」反対運動を天皇制廃絶にまで押し上げていかなければならないし、三笠宮弾劾の声もだしていかねばなりませんね。『文芸春秋』2月号の櫻井よしこのインタビューは読むに耐えないものでしたが、ハンセン病差別を助長し天皇慈恵思想をふりまいた高松宮を最大限賛美している部分には非常に怒りを感じました。(A.Hさん)




シンボルがなくてもネイションは存続するだろう。
ネイションがなくても人類は存続するだろう。
人類がなくても宇宙は存続するだろう。
それでいいじゃないか。
(S.H.さん)    


 

 憲法第一条により、主権は国民にあり、天皇の地位はその総意にまかされている。私の意思は天皇制の限りない廃止であり、ために主権を行使し、それが総意となる日を追求する。声明に賛同いたします。
(H.M.さん)


諸悪の根源である天皇制は必要ありません。日本が国際社会の一員にいまだになれないのも、中国との関係が改善されないのも、ファシズムの頂点であった天ヒロヒトの戦争責任を曖昧なものにし、戦後天皇制を面妖な形で存続させてしまったことにあると考えます。 (T.Y.さん)

 ご趣旨に賛同し、意思表示とさせていただきます。 マスコミの天皇制容認の気分は不気味です。そのうち、Jキングとか、Jクイーンなんて言い出したりして。 天皇制をなくすには、一人ひとりが本当に精神的に自由になるしかない、と思いますが。(Y.T.さん)

 

  在日、部落、女性、宗教など、
たくさんの「周辺」を作り出す
装置としての天皇制はいりません。
人は皆、平等であるはずです。
それを平然と壊し続ける天皇制を、
私はひとりの日本人として拒否します。
    (A.M.さん)


 

現在のアジア蔑視も靖国問題も、そして近代天皇制も、その大元を辿ると明治政府に行き着く。今こそ歴史の正しい見直しが必要ではないか。敗戦後にようやく民主憲法を手に入れたが、国民主権や男女平等とは相容れない天皇条項の存在はダブルスタンダードとなって、日本人の精神や自立を阻んでいる。天皇制はいらない。男系が途絶えるというのなら、その時点で天皇制も速やかに廃止するべきだ。(T.R.さん)

 

 「イエ」や「お世継ぎ」から
 全ての女性が自由になれる為に
天皇制そのものをやめにしましょう。
    (T.M.さん)


 

家父長制・家制度存続の根源である天皇制は民主主義とは相容れないものです。天皇家に使われる税金は莫大で、住む家もない人が多い中、東京のど真ん中に広い皇居が確保されていることも理不尽です。いまこそ、何のための誰のための天皇制なのかということを論議し、廃止の方向に向かうべきときだと思います。
 (J.S.さん)


 



 ぼくは、一番の問題は天皇制が「差別」の根源を
成していることと考えています。
 社会的差別の中でも、血による差別が一番根強く
人の心を蝕んでいると思います。
即ち、部落民への差別、人種への差別、
宗教とも結びついた種族への差別、
貴声明にもある家柄への差別、などなど。
その全ての基に血への差別があり、
わが国では天皇制の存在が血の差別を産み、
正当化する役割を担っている、
極めて反民主的な制度だと考えます。
天皇制は一刻も早く廃止すべきです。
(N. S.さん)


 

 女性天皇問題が論議されても、差別の根源である
天皇制そのものがなぜ論議されないのか不思議です。
21世紀の今どき世襲制度そのものも時代錯誤です。
 私ら戦中世代は
「軍人勅諭」を諳記させられました。
神武天皇以来、
我が国の軍隊は世々天皇が統率してきた。
中世以降は不本意にも武家に軍事の実権が握られて
きたが、明治になってそれが戻ってきた。
というのが前文の概略です。

 憲法9条が廃止され自衛隊が国防軍となるなかで、
何らかのかたちで天皇をその頂点におく可能性も
考えられます。
今でも自衛隊は天皇に対する特別な儀礼制度を
設けていることを考えるとなおさらです。
「なかつくにのまつろわぬものども」の末裔としても
そのように危惧します。(W. K.さん)


 


天は人の上に人をつくらず、
人の下に人をつくらず。
男の天皇も女の天皇も要りません。
 (N. T.さん)


 


皇族女子は婚姻後も皇族にとどまり、
その配偶者も「皇族の地位に」ですって。
金食い虫が増えるってことじゃない。
こんなもの出してきて、「聖域なき財政再建」とは
よく言えたものだ。 (A. Y.さん)


 


世間は女性天皇制にすることで、
いかにも「男女共同参画社会」にふさわしい「改革」
との姿勢です。
先頭を切っているのが朝日新聞のような気がします。
天皇制そのものの議論がまったく欠落していることに危惧します。
     (N. T.さん)


 


今回の法改訂もおよそ男女平等という理念でなくただただ
天皇制を存続させるためだけに行われようとしていることに
権力の腐敗を感じます。そもそも憲法24条で男女平等を
規定しながら、天皇制が存続しつづけたことに大きな矛盾が
あります。「日本国憲法」制定時にこの問題が論議されるなら
分かりますが、自民党が憲法24条を変えようと論議している
この時代にあって女性天皇が論議されていることに大いなる
欺瞞を感じます。これまで日本における家父長制度を存続
させることにおいて天皇制が果たしてきた犯罪的な役割を
考える時、即刻天皇制は廃絶し、その負の歴史を後世に
語り継ぐべきだと思います。

今回の法改正は男女平等という装いで男女平等の理念に
根底的に敵対する天皇制を存続させることであり、決して
笑えない、悪い冗談、茶番劇としか思えません。考えれば
考えるほどその欺瞞、腐敗の深さには吐き気すら感じます。
しかしある意味では、この茶番劇を機会として、人民に
とっては何ら利益をもたらさなかったものであり、特に
女性にとっては敵対物であったように思える天皇制の腐敗を
暴露し、それを廃絶するチャンスかも知れません。(K. Y.さん)


 

 天皇家において女性の皇位継承権を承認したとしても、女性の権利や平等を保障したことにはなり得ません。
そもそも世襲制の天皇制自体が人権理念と相容れない 存在です。男女共同参画天皇制やフェミニズム天皇制などは 存在しません。
「天皇制安泰のための皇室典範改『正』などではなく、 現憲法保証する主権在民、平和主義、基本的人権、 平等主義の実現」を求めるという皆さんには心から 共感しております。  (S.H.さん)


 


本物の民主主義を
獲得できるか
相変わらず、
実質君主制に甘んじるのか、
今市民が議論を
高めるチャンスだと思います。 
    (N. M.さん)


 

女性天皇なら男女共同参画になるという人がいます。
あきれますね。
男女共同参画で平等に戦争へいきましょうというのですかね。
そして、市民や子どもを殺すのですかね。

野党がこのことに声明のようなコメントをしないのは、許せません。
もう野党じゃないのかな。
天皇制に反対しませ〜んて 言うのですか。
  (T. S.さん)


 

天皇制は権力者にとって便利な道具である。
天皇制は身分差別の頂点を形成してきた。
天皇制は実質によらず、保守的な権威付けの道具になってきた。
昭和天皇は、表面的には戦争責任をとるようなことを言っていたが、
その実、国体護持に汲々としていた言う。
参政権等の人権の状況に於いても半人前の人間集団を作っておくべきではない。
・・・・等々の理由により、声明の趣旨に賛意を表明します。
 (T. H.さん)