20日、オーストラリアで移民政策の見直しに向けた動きが進んでおり、中国人留学生に大きな打撃を与えている。写真はオーストラリア。

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移民の“近道”だった私立大学、国の移民政策変更で魅力激減=中国人留学生減り、続々閉校―豪州
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2009年11月20日、オーストラリアで移民政策の見直しに向けた動きが進んでおり、中国人留学生に大きな打撃を与えている。広州日報が伝えた。

記事によれば、オーストラリア政府は01年から移民への門戸を大きく開放してきた。留学生は大学を卒業してすぐ職歴免除で永住権が申請でき、手続きの際は帰国する必要もない。こうした政策に目を付けた私立大学の多くは「簡単に卒業できる」などと大々的な募集活動を展開し、永住権目当ての留学生を多数引きつけた。中国人留学生もかなりの割合を占める。彼らは毎年オーストラリア政府に130億豪ドル(約1兆700億円)をもたらし、その額は石油や石炭の輸出額に次ぐという一大産業となっていた。

だが、昨秋からの金融危機で国内の失業者が増えたことにより、一気に門戸が狭まった。私立大学数校が閉校となり、多くの留学生が中途退学を余儀なくされたという。うち中国人留学生は1000人近くに上ると報告されている。(翻訳・編集/NN)
2009-11-22 14:07:30 配信

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