外相、年内決着目指す 普天間問題で岡田克也外相は21日昼、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について「2010年度予算要求を考えると、12月いっぱいで決着をつけた方がいい」と述べ、年内決着を目指す考えを表明した。三重県四日市市内の講演で語った。 同時に「鳩山由紀夫首相は沖縄への思いが強い。私と首相の考えは完全には一致していないが、そう違いはない」と指摘した。 首相が衆院選直前まで県外・国外移設を主張していたことについては「発言は重いが、(今後の判断を)すべて拘束するものではない」と強調した。岡田氏は、日米両政府で既に合意しているキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への県内移設計画を視野に入れているとみられる。 【共同通信】
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