岡山放送局

2009年11月21日 19時37分更新

市民病院インフルで対応強化


新型インフルエンザの感染が広がる中、岡山市立市民病院では、21日から、毎週土曜日の夕方からの3時間、小児科医を待機させ、新型インフルエンザが疑われる子どもの診察にあたることになりました。

岡山市北区にある岡山市立市民病院では21日から当面の間、毎週土曜日の午後5時から午後8時までの3時間、小児科医を待機させ、新型インフルエンザが疑われる子どもの診察を行うことになりました。

岡山市では、これまでに子ども用のマスク5万枚、病院や保健所などの医療従事者用の防護服4万5千着を確保しているほか、市の医師会や薬剤師会に診察時間の延長を要請するなど対策を進めています。

岡山市が行っている調査では新型インフルエンザに感染し、市内の医療機関を受診した患者数は、先月19日からの1週間は1医療機関あたり11.59人でしたが、先週は30.23人に増加しています。

岡山市では「季節性インフルエンザの流行と重なって医療機関を受診する患者数が急増するかもしれない。あらゆることを想定して対策を行っていきたい」と話しています。