人体標本をじっくりと見学する来場者。連休最終日には期間最高の5000人が詰め掛けた=松江市学園南1丁目、くにびきメッセ 秋の大型連休最終日となった23日、松江市学園南1丁目で開かれている「人体の不思議展=からだ 未知なる小宇宙」(山陰中央新報社など主催)に会期中最多となる5千人が来場し、特殊技術で処理された約160点の人体標本に見入った。27日まで。 同展はこれまで全国で開催され、600万人を集めている。半永久的に保存できる「プラストミック」という最新技術を駆使して作られた人体標本で、筋肉や血管、神経、骨格の仕組みを分かりやすく紹介している。 会場では来場者が、全身や断面、臓器ごとの部分標本、がんなどの病理標本などの展示物を観察。脳年齢や肌年齢、骨密度を測定するコーナー(有料)には長蛇の列ができ、普段は見ることができない体の内部や健康についてじっくり考えた。 会期中無休。入場料は一般当日1500円、中高生同700円、小学生同400円。