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「日本は難民認定増やして」 国連高等弁務官が会見

2009年11月20日22時1分

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 来日中のグテレス国連難民高等弁務官は20日、東京都内で記者会見し、日本の難民の認定者数が欧米などの先進国に比べて少ないことについて「日本の受け入れ制度が世界基準に達し、認定者が増えることを希望している。また、申請は公平に認めるようにしてほしい」と述べた。

 日本政府が、紛争や迫害を逃れて周辺国などで暮らす難民を受け入れる「第三国定住」を10年度から実施することについては、「アジア地域で先駆けた試み。日本の立場や評価を高めることになる」と期待を示した。

 グテレス氏は今回、鳩山由紀夫首相や岡田克也外相らと会談した。「人道支援の分野で日本はもっと重要な役割を果たすことができる。世界の平和構築のため、仲介者としてより積極的に関与してもらいたい」と話した。(中野渉)

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