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第2回目のエコトモは・・・(2009.4.30)

ペットキャップの写真

ペットキャップを集めてワクチンになる仕組み

TBSの社内でも、ペットボトルのキャップを 集めています。そこには「ペットボトルのキャップを集めてワクチンを!」の文字。 どうして、キャップがワクチンになるのかご存知でしょうか?その仕組みを追いかけてみました!


ペットキャップを集める!

今や様々な施設や企業、学校で集められているペットキャップ。
今回はTBSのキャップ回収もお願いしているグループMATEの大久保さんにお話をうかがいました。

キャップ回収に同行して、お手伝いさせていただきながらお話をうかがいました。
まずは、赤坂にあるチサングランドホテル。各部屋で捨てられたもの、専用のゴミ箱に捨てられたものをちゃんとホテルの方が集めておいてくれていました。

水野「そもそも、なぜペットキャップなのでしょう?」

ハイブリット街路灯画像1

チサングランド赤坂(港区赤坂)にて

大久保「ペットボトル本体はリサイクルのルートがあったけど、キャップというのは誰も見向きもしなくて。燃やすと1kgあたり3.15kg、なんと3倍以上のCO2が出る!でも、実はキャップは非常に純度が高くて良質な材料で作られているということが分かって、それは惜しいな、と。元々捨てられていたものを、僕らが預かるだけだから、みんな乗っかってくれるだろう、と。」


水野「なるほど!」

続いて向かったのは、麹町区民館。近隣の人たちや企業の人たちの集いの場になっていて、口コミで広まって増えているそう。1カ月ぶりの回収ということもあってか、大量のキャップを回収しました!

ハイブリット街路灯画像1

麹町区民館(千代田区麹町)にて

水野「嬉しいことじゃないですか!?」

大久保「嬉しい悲鳴、だねぇ・・・」

それもそのはず。今や回収先の団体は2,000以上、毎日の作業は回収先と収集場所を1日3〜4往復。その量はなんと1トンにもなるといいます!


回収の行程

集めたものは、収集場所で回収先団体ごとに重さを計って、活動報告としてブログに記録しています。(http://blogs.yahoo.co.jp/ecocapmate)

ここまで、ずっと一人での作業。他にもグループMATEには2人のメンバーがいますが、 平日の活動は大久保さんがメイン。たまにボランティアで来てくれる人も、1回来て実際の仕事を体験すると、あまりのハードさに翌日から来なくなってしまうことも、しばしばなんだとか。


大久保「それさえ解決すれば、もっと積極的に回収にも行けるし、広めていけるのに・・・。」

そのために、わたしたちができること、とは?

大久保「集めるだけがボランティアじゃない。届けることもボランティアなんです。」

そう、できるならせっかく集めたキャップは回収先まで自分たちで持って行く。最後まで自分たちでできること、少しずつ増やしていきましょう。

大久保「すべてのことを手分けするっていう発想でやりたいわけですよ。小さなことからコツコツと。自分の身の回りのことで、ちょっとした労力をやる、アクションを起こすことで、みんなでやればすごいことができるよ、と。」

ハイブリット街路灯画像1

【エコトモ/3人目】グループMATE代表 大久保健さん
キャップの回収先・送り先など詳細はこちら→http://ecocapmate.com/