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2009年11月20日(金) 19:05 |
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4割がいまだ内定とれず
不景気による大学生の就職内定率の低下が問題になる中、高松市の高松大学では、来年春卒業を予定する学生への就職説明会が開かれました。
この大学でも就職希望者の4割がまだ就職先が決まっていません。 例年は3年生を対象に開かれるこの時期の説明会ですが、今年は急遽、4年生、つまり来年春卒業生を対象に切り替えて開かれています。 就職説明会には大学の内外から約200人が参加しました。 大学生の就職内定率は全国で62.5%と、去年より7ポイント余り低下しています。 高松大学でも、来年春の就職希望者200人余りの内定率は6割にとどまっています。 参加したのは中小企業35社で、学生は資料を手に担当者から説明を聞いていました。 不景気の今、説明会に参加した中小企業は、人数を確保することよりも質のよい人材を見つけることを重視すると言います。 不況のあおりを受け、就職先を見つけたいという学生にとっては厳しい冬になりそうです。
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