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浦和が補強計画の崩壊危機に直面したことが20日、分かった。正式オファーを出したMF香川真司(20)=C大阪=とDFパク・チュホ(22)=鹿島=の獲得に失敗したことが判明。強化幹部は移籍濃厚な日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)の後釜に、ブラジルでのDF探しと並行し、DFストヤノフ(32)=広島=をリストアップしたが、豊富な資金を投入し豪華な補強をしてきた“浦和バブル”は完全にはじけた。
迷走中の浦和に待っていたのは悲報だ。香川はオランダ1部VVV、F東京などと争奪戦を繰り広げていたが、C大阪関係者は「(希望移籍先から)浦和はなくなったようです」と説明。浦和は移籍市場の最大の目玉の獲得レースから完全に脱落した。
本職不在で手薄だった左サイドの救世主と期待して獲得を狙ったDFパクだが、関係者によると、選択肢は鹿島残留か、磐田移籍の二者択一で浦和は脱落状態。MF金崎、DF森重(ともに大分)、MF柏木(広島)の獲得に乗り出すなどオファー乱発状態だが、更にDFストヤノフをリストアップしたことも発覚。強化関係者は「ストヤノフは獲得の候補に入っている」と説明した。
今季で契約が切れる闘莉王とは21日の磐田戦後に来季に関しての話し合いを行うが、退団に備え、強化担当者がブラジルでDF3人と交渉を進めている。その失敗を視野に入れてリストに挙げたのがストヤノフ。空中戦の強さと得点力で闘莉王と似たタイプではあるが、戦力ダウンは免れない。
豊富な資金をバックに他クラブの主力を一本釣りすることは収入減により難しくなった。2年連続無冠がほぼ確実となり、07年に千葉からMF阿部を争奪戦の末に獲得した時のような絶大なブランド力も消えかけている。成績と内容不振にもかかわらずフィンケ監督続投の方針を打ち出した浦和だが、「チームが何を考えているのかさっぱり分からない」とある主力はため息。。浦和の凋落(ちょうらく)はあまりに深刻で、王者復活の兆しは全く見えてこない。
(2009年11月21日06時01分 スポーツ報知)
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