2009年11月20日 20時18分更新
JA岡山は、吉備中央町にある支所で顧客の名前などの個人情報が入った1400件あまりの書類を紛失したことを明らかにしました。
JA岡山によりますと、顧客の個人情報の紛失があったのは、吉備中央町にあるJA岡山の加茂川支所で、先月8日、税務署の調査が行われた際に、職員が顧客から現金や通帳などを預かった際に発行した書類の写しなど1458件の書類がなくなっていることに気づきました。
書類はふだん支所の金庫に保管され、個人や団体などの名前のほか、預かった金額などが書かれていました。
JA岡山ではことし2月ごろ、職員が今回紛失した書類が金庫にあったのを確認していて、それ以降に2回、保存期間の過ぎた書類を廃棄した際に、誤って捨ててしまったものとみています。
JA岡山によりますと、これまでのところ紛失した個人情報が不正に使用された事実は確認されていないということです。
JA岡山は「再発防止に向け個人情報の取り扱いについては管理の徹底を図りたい」と話しています。