2009年11月20日 20時18分更新
国の天然記念物にも指定されている奈義町の菩提寺の大イチョウが、黄色く色づきはじめ、秋の深まりを感じさせています。
那岐山の中腹にある菩提寺の大イチョウは、全国名木百選にも選ばれていて、幹の周りはおよそ12メートル、高さは45メートルほどある県内でも最大級の巨木です。推定樹齢は900年とされ、浄土宗の開祖法然上人が、幼いころこの寺で修行した際に境内に植えたと伝えられています。
本堂の東側にある大イチョウは、このところの冷え込みで、陽が良くあたる南側の枝の葉から黄色く色づきはじめ、いまは三分の一ほどが黄金色に輝いています。
奈義町役場によりますと、ことしの大イチョウの色づきは例年に比べ1週間ほど遅いということで、これから冷え込みに合わせ徐々に色づきが増し、今月いっぱいは楽しめるということです。