2009年11月20日 20時18分更新
走行中に二酸化炭素を出さない環境に優しい車として注目されている電気自動車を自治体や企業が相次いで導入する中、県内で50台目となる車が岡山市のデパートに納車されました。
電気自動車を導入したのは、岡山市北区の天満屋岡山店で20日は電気自動車を販売している西日本三菱自動車販売から鍵のレプリカが手渡されました。
このあと電気自動車には、先月から今月にかけてデパートの店内で集めた、ペットボトルのふたおよそ3万個が積み込まれ、ふたをワクチンに替える運動をしている総社市のNPO法人に届けるため出発しました。
電気自動車を導入した天満屋岡山店の香山徳満販売促進部長は「環境に対して何か出来ることをと思い導入を決めました。車は社内の環境活動を中心に使っていきたい」と話していました。
三菱自動車工業の電気自動車は、ことしは法人向けに生産され、県内では今年度中に70台が納車されるほか、来年4月からは一般向けにも販売が始まる予定で、来年度は今年度の4倍以上にあたる7000台の生産が計画されています。