出られないから仕方なくここにいるよ。

quixote 2007/01/16 12:24 かなり前の話ですが、不登校の中学生が「私だけはあんたの味方だよ」と言ってくれる彼女に支えられて立ち直った経験から「だからあなたも生き抜いて」的な話を書いていたのを見て、なんとも言えない複雑な気分になったのを思い出しました。どうもこういう人達は、「あなたにもきっとわかってくれる人が現れる」という前提を信じて疑わないようです。』

mizukik 2007/01/16 21:32 醜くもがいている人よりも、ドラマチックに脱出して解毒済みの人の方が素晴らしくて美しいから注目されるのでしょうね。
「だからあなたも」みたいな話は、安全圏にいる人たちが自分達の素晴らしさを再確認して安心するためのもの。ガハハオヤジの「俺も昔は」系の説教と同じだと思います。

mash_plus 2007/11/25 10:16 初カキコですm(__)m
大変共感できる記事だったので、カキコしました。

以前私もこの手の「幸運自慢と美談」の人にひどい目に会わされたことがあります。
もっともこの手の人たちは自身の善意を100％信じて疑わないので、自分が他人を侮辱しているという自覚は全くないのですが…。
あと、この手の人たちは、そのいまの彼（夫）と死別ないし別れることになった時の自分がどうなるか想像出来てるのでしょうか？自分の今の「幸せ」が単なる偶然に過ぎないことが分かってないのは大変恐ろしいことではありますが…。

mizukik 2007/11/25 15:07 コメントありがとうございます。

「周囲に誰もいなくて孤独で死にそうです」と、ある人が嘆くと
すでにそれを乗り越えた人が美談を語り、それに同調した「幸運自慢と美談」の人達が集まり美談披露宴が開催され
最初の人は居場所が無くなって立ち去る、又はその状況に対して毒を吐いて追い出される。
という展開を、メーリングリストとチャットで見た事があります。

> そのいまの彼（夫）と死別ないし別れることになった時の自分がどうなるか
については、本人達がどう思っているのかは想像できませんが、
「既にある程度幸せな人のところに人は集まる」という事を考えるとまた同じ所まで落ちる可能性は低く、
万が一失った場合でも、「大切な彼や夫を失って悲しみにくれる人を救う」という美談を得たい人の行列が出来ていたりしそう……

それとは別の話で「人と人とが完璧かつ永遠に分かり合うなんて不可能。だから結局人は誰でも独りなんだよ」
と、その不完全で一時的な関わり合いから糧を得て前に進んだ人が、何も持っていない人に向かって言うのも良く見かけるけれど酷い侮辱だなあと。

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