ニュース:政治 RSS feed
【鳩山ぶら下がり】デフレ宣言「財政規律、需給ギャップ…知恵絞る」(20日夜) (1/4ページ)
鳩山由紀夫首相は20日夜、政府が3年半ぶりに出したデフレ宣言について、「財政規律を守り、需要と供給のギャップを埋めてデフレスパイラルから脱却させる政策が求められている。いろいろと知恵を絞らなければいけない」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
デフレ宣言
−−政府は3年半ぶりにデフレを宣言したが受け止めを。デフレが長引けばデフレスパイラルに陥る懸念も指摘されるが、今後どのような対応を取っていくか
「今日、菅(直人国家戦略担当)大臣からも話がありましたし、日銀も同じ判断をされているということでありますが、緩やかな穏やかなデフレという状況だと政府としても認識しています。やはり、基本的には、需要と供給のギャップというものからきていると思っています。なかなか需要が喚起されないという中で、デフレが起きている。したがって、いかに経済的な対策をしっかりとこれから打っていくかということは、大変大事なことだと思います。私どもとして、一方では財政の規律と、今、仙谷(由人行政刷新担当)大臣の下で財政規律を大事にしながら事業仕分けを一生懸命やっていただいている。これは大変、国民のみなさんにも期待を持っていただいておりますけれども、そういうことを行いながら、しかし、一方で、厳しい財政の中で経済をある意味で刺激をしなきゃいけない。需要を喚起しなきゃならない。ある意味で私は、賢い経済政策みたいなものが、今、これから求められていると思います。
すなわち、シーズ(種子)というか、種のようなもので、国民のみなさんに消費購買力を高めていただくようなこと。エコカーとか、エコポイントがある意味で国民の皆さんの大変大きな興味、関心を高くすることができた。エコカーも実現できているということもあります。