介助犬とは、手足が不自由な方の日常生活をサポートするために訓練を積んだ犬のこと。ドアを開けたり、物を取ったり、人を呼びに行ったりするだけでなく、使用者を癒し、元気づける大切な存在。
日本国内で介助犬を必要とする人は約1万5千人いると言われる中、活動中の介助犬はわずか49頭しかいないという。
子供の頃から大の動物好きで、偶然見たテレビがきっかけで介助犬トレーナーを目指すようになったという水上さん。少しでも多くの介助犬を育てたいとの思いで訓練を続け、これまでに10頭以上を育ててきた。彼女のやりがいは、困っている人の役に立てたという達成感。使用者も犬もハッピーな生活を続けてほしいと願いながら、愛情を込めて介助犬を育てる姿に密着する。 |