TBSで今年の8月10日(日曜よる9:00〜11:09)に放送された『シリーズ激動の昭和「最後の赤紙配達人」〜悲劇の"召集令状"64年目の真実〜』が、ギャラクシー賞8月の月間賞に続き、2009年度上期の入賞作品に選ばれた。
この番組は「シリーズ激動の昭和」第3弾として放送されたもので、召集令状、いわゆる赤紙を配達していた実在の人物、西邑仁平(にしむらにへい)氏をドラマの主人公として描き、滋賀県大郷村から出征して行った人々がどのような運命をたどったのかをドキュメンタリーも織り込みながら構成した。西邑氏を演じたのは俳優・吉岡秀隆。
今回の選出理由は以下の通り。
「戦争が庶民の暮らしを破壊していく姿を、一人の男性が命を賭けて守り抜いた資料によって圧倒的な説得力で伝えました。ドラマとドキュメンタリーを織り交ぜる構成も効果的で、戦争への怒りが深く心に迫ってきます。」