歌舞伎俳優・市川海老蔵(31)が、フリーキャスターの小林麻央(27)と結婚することが19日、明らかになった。報道各社に向けた連名のFAXで「近日中に婚約の運びとなります」と近く結納することを報告。この日深夜、都内の自宅で会見した海老蔵は「プロポーズは6月下旬。結婚したかったから」と率直に結婚宣言。小林もイベントで交際を報告した。挙式などは未定だが、小林は妊娠はしておらず、当面の間は仕事を続けるという。
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数々の浮名を流した梨園のプリンスが最後に選んだのは、清純派キャスターだった。
この日、海老蔵はオフで、午前10時ごろに外出。午後8時過ぎに小林と連名でマスコミ各社にFAXで交際報告と「これからもより一層お互いへの思いやりを忘れず人生を共に力を合わせて歩んでいきたいと思っております」と送った。
2人は、昨年12月27日に小林がキャスターを務める「NEWS ZERO」の海老蔵インタビューで出会った。「人生を変えた出会い」をテーマに30分間トークしたが、2人にとってこれがまさに“人生を変えた出会い”となった。
午後11時ごろ、帰宅した海老蔵は報道陣の問いかけに笑顔。交際スタート間もない6月の下旬にプロポーズしたことを明かし、「初めて会ったときに、すてきな人で、『一緒になるかな』という予感があった」とキッパリ。「両親の姿が夫婦としてのあこがれでした」と明かし「子供?少子化だからなぁ」と笑わせた。小林の仕事に関しては「やりたいんならやればいい。彼女の人生だから」と型破りプリンスらしいおおらかな発言も。
海老蔵の両親には9月下旬に「こちらが真剣に結婚を考えてお付き合いをしている人です」と小林を紹介した。小林の両親にもあいさつを済ませたという。
これまで米倉涼子、佐藤江梨子らと交際、芸能界一の「モテ男」だった海老蔵。だが「年貢の納め時ですか」という質問に「彼女は美しいし純粋な方なので、納めざるを得ません」と大ノロケでプレーボーイ卒業も宣言した。
父の市川団十郎も笑顔で会見。「かわいらしいお嬢さん」と小林をべた褒めし、「(海老蔵は)性格も優しくなった」とにやり。挙式、披露宴は未定。だが、来年「歌舞伎座さよなら公演」が控えるなど多忙のため、婚約期間は長くなるが団十郎は「それも楽しいんじゃないでしょうか」と笑い、家族が増える喜び全開だった。