世界初挑戦の内山(左)と細野は、ともに無敗戴冠の野望へ闘志=後楽園ホール展示場
ボクシングの年頭ダブル世界戦(来年1月11日・東京ビッグサイト)が19日、都内で発表された。東洋太平洋Sフェザー級王者でWBA同級3位の内山高志(30)=ワタナベ=が、WBA世界同級王者ファン・カルロス・サルガド(28)=メキシコ=に挑戦。東洋太平洋フェザー級王者の細野悟(26)=大橋=はSバンタム級(WBA10位)に落とし、WBA世界同級王者プーンサワット・クラティンデーンジム(29)=タイ=に挑む。内山、細野とも世界初挑戦で、無敗戴冠の競演を狙う。
内山は、10月にホルヘ・リナレス(帝拳)に73秒TKO勝ちして新王者になったサルガドとの無敗対決に「夢がかなった」と闘志。39勝(28KO)1敗の2階級覇者プーンサワットに挑む細野も「必ずチャンスをものにする」と野望全開だ。
(2009年11月19日)