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王者・中邑、永田の挑発も“無視”

 調印式に臨んだ王者・中邑(左)と挑戦者・永田=都内の新日本プロレス
 調印式に臨んだ王者・中邑(左)と挑戦者・永田=都内の新日本プロレス

 「新日本」(12月5日、愛知県体育館)

 IWGPヘビー級選手権試合の調印式が18日、都内の事務所で行われ、王者・中邑真輔(29)が挑戦者・永田裕志(41)を冷たくあしらった。

 会見は冗舌な永田と寡黙な中邑という図式に終始。永田は「俺がチャンピオンのときは注目を集める記事を発信していた。マスコミが来ているところで感情をはき出してこそチャンピオンの責任を果たせる。もっと図太いところを見せて欲しい」と王者にダメ出し。

 対する中邑は「好きにやってんだったらしょうがない。違うスタイル、やり方がある。四の五の、ののしり合うより前哨戦でやり合った方が名古屋につながる」と馬耳東風だ。

 もっとも、永田の「フィニッシュ技1発で終わらせたくない。KOに持っていきたい」という言葉には、中邑も「それくらいの感情は込めさせていただく」と同意。尾張決戦では3カウント不要のKO決着で、かみ合わない議論に終止符を打つ。

(2009年11月18日)
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