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大阪府庁別館に落書き…2年以上“いたちごっこ”

◆ アスベストを示唆する内容 ◆

 大阪府庁本館(大阪市中央区)近くにある新別館内の吹き付け材に、実際は使われていないアスベスト(石綿)が含まれているとする落書きが2年以上繰り返されていたことが18日、分かった。消すたびに上から書き直され、しかも長期間にわたるため府職員など内部の「犯行」が濃厚。だが監視カメラの設置や警察への通報などは考えておらず、いたちごっこがいつ終わるのか、関係者は頭を悩ませている。2005年からの数回の分析調査で、新別館で使われている吹き付け材から石綿は検出されなかった。

[ 2009年11月19日付 ]

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