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市橋容疑者の弁護団が取り調べを批判、改善を要求

11月19日21時12分配信 産経新聞

 英国人女性死体遺棄事件で、逮捕された市橋達也容疑者(30)の弁護団が19日、2度目の会見を開き、千葉県警と千葉地検の取り調べの内容などに違法性があると批判。同日付でそれぞれに事実関係の調査と改善を求める通告書を出したことを明らかにした。

 弁護団によると、市橋容疑者は県警の捜査員に「(市橋容疑者の)姉の所にマスコミが取材が行ったのは、お前が黙っているからだ」、検事には「黙っているなら親が死刑になるべきだ」などと言われたことにについて触れ「(この質問は)許されるのか」などと弁護団に質問。弁護団が県警や地検に申し入れができることを伝えると「お願いします」と頼んだという。

 市橋容疑者は、取り調べのやり取りを弁護団が差し入れたノートに詳細に記述しており、弁護団は「特に、家族のことに触れられるのを気にしているようだ」と話している。

 また、市橋容疑者は弁護団に、栄養剤を注射した後に意識が一時もうろうとなったことを話し、現状で栄養剤を投与する必要はないと説明したという。弁護団が投与を拒否できることを伝えると、19日には、栄養剤の投与を拒否したという。

 弁護団は通告書の中で、改めて取り調べの録音、録画を要求した。

 県警は「真実の究明のため、警察は法に則り、適正な捜査をしている」とコメントしている。

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最終更新:11月19日21時12分

産経新聞

 

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