九州

大分ＤＦ福元、１週間で結論

ちびっこサポーターとの記念撮影に応じる大分ＤＦ福元

　あと１週間で結論を出す！　Ｇ大阪、横浜ＦＣに続き、来季Ｊ１に復帰する京都から正式オファーを受けた大分ＤＦ福元洋平（２０）が１５日、大分市内のクラブハウスで去就問題に触れ、「ほかのクラブにも迷惑をかけるので早めに返事をしたい。来週中には決めたい」と、今後１週間で最終結論を出す意向を示した。

　当初、Ｇ大阪と横浜ＦＣから獲得オファーを受け、残留を望む大分を含めた３択だったが、８日にＪ１復帰を決めた京都が参戦してきた。「先週末（８日）に代理人から話を聞いた。Ｊ１に復帰を決めたチームからすぐ声をかけてもらってありがたい」。選手冥利（みょうり）に尽きるが、４チームのオファーに一段と頭を悩ます格好となった。

　練習試合が行われたこの日、クラブハウスで治療に専念した福元は、言葉を選ぶように心境を語った。「試合出場の機会を求めるのがいいのか、試合に出れなくても高いレベルのチームで勉強するのがいいのか、大分に残るのがいいのか。まだ、方向性を決めている段階です」。これまで浦和からオファーを受けたＭＦ梅崎ら選手、スタッフにも相談に乗ってもらった。

　自ら定めた期限まで残り１週間。「４０歳までサッカー選手を続けたい。そのため来年１年をどのような１年にするのか。しっかり自分で選んで（その選択に）責任をもってやっていきたい」。ジュニアユースからＵ－２０日本代表の主将にまで育った大分の宝が、どのような選択をするのか注目される。【村田義治】

［2007年12月16日9時18分　紙面から］

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