会社を変える、社会が変わる。難しいからオモシロイ

ある部品メーカーが技術職の採用で悩んでいた。商品力があり、研究開発が盛んで将来性もある企業。けれども、良質な人材を確保できなければ明日はない。初めて訪問した際に、まずはこちらを知ってもらおうと、さまざまな商品を紹介した。「次回はうちに合う商品を持ってきてほしい」と言われてしまった。知ろうとしなくてはいけないのは、私だった。 課題は技術職。これを解決するためにプランを作った。そして、入社1年目で知識の少ない私が、こうだ!と思うことを信じて熱く語った。そのとき受けた仕事が大成功し、信頼関係を築くことができた。今年の春、その企業から入社案内を作りたいのでコンペに参加しないかと声をかけてもらえた。4社の中から選出されるのだが、この仕事を獲得することは今後の大きな鍵になる。なんとしても勝ち取りたい。どうしたら企業の隠れた魅力を見せられるのかを考え続けた。

「お客様を一番理解しているのは、私なんだ!」
やっとできあがったものに納得がいかず、周囲の反対を押し切って、夜中に手書きで修正作業を行った。提案書は何とか仕上がったが、見本誌は表紙だけしか間に合わなかった。当日は、補足の説明をしながらプレゼンを行った。疲れきって帰社すると、電話が鳴った。お客様からだった。

「ぜひ、あなたにお願いしたい」
プレゼンが高く評価され、感謝の言葉を頂いた。今ではその企業の名刺には、私が考えたキャッチコピーが印字されている。カタチのないものを創り出すのは難しく、苦労が尽きない。けれども、誰かのために何かを考え抜くことが、結果的に自分の成長に繋がる喜びを日々実感している。私がしたことが企業や学生、社会に影響を与える。私にとって仕事とは、自分の存在価値を示せる大事な場所なのだ。

エントリーはこちらから
東京営業部 宇都宮 麻見
2007年入社。採用に関するお客様の悩みを聞きながら、オリジナルの商品や企画を提案している。根は真面目で、土日も仕事に没頭することもしばしば。自分でも驚くほど日々の成長を感じている。

就職ウォーカー
全国20万人の大学生に発行している就職情報誌「就職ウォーカー」。就活において豊富なノウハウを持つジェイ・ブロードと、若者向けエンターテイメント誌「ウォーカー」シリーズを発行する角川クロスメディアとのコラボによって実現。今までにないメディアで、新しい就活を提案している。
→ 事業内容はこちら