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夕張市が244億の支援要請 自力再生困難と北海道、国に
(11/19 13:33)


 財政再建中の北海道夕張市の藤倉肇市長は19日午前、道庁で高井修副知事らと会談し、自治体財政健全化法に基づき策定中の財政再生計画に関し「夕張は10年が限界だ」として、自力での赤字解消は困難だとの認識を表明。新たな試算で10年後にも残るとしている約244億円の赤字に対し、国や道に財政支援を要請する考えを伝えた。

 道側は夕張の現状には理解を示したものの、支援には「道民の理解が重要だ」などと応じた。

 夕張市では高齢化が進み人口減が続いており、市長は会談で、市営住宅再編やし尿処理場建設など地域再生に必要な事業を再生計画に盛り込むと(1)10年後には約244億円、現行の財政再建計画最終年度の2024年度末でも約177億円の赤字が残る(2)赤字解消に今後30年間かかる―との試算も説明した。

 市長は会談後「あと10年、これが夕張の限界。残りを支援してほしいと申し上げた」と記者団に話した。市は試算を基に道や国と協議し、年内に再生計画の素案をまとめる方針。

 

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