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テーマ:日常一期一会
November 13, 2009

ちょっとありえない運命の出会い in Roppongi

今回は、ニューヨークの友人、かおりちゃんにご登場願います。


かおりちゃんは、2歳の双子(男女)のママで妊婦さん。

でももうワンセット双子がほしかったのがかおりちゃんの凄いところその1、

残念ながら今おなかにいるのは男の子一人ですが、

そのあと、もう一人、女の子もどうしてもほしいそうな。


どうしてこのことを一番最初に書いたかというと、

まさに、かおりちゃんは、

いい意味で一般的な日本人の常識をかたっぱしから裏切る人だということが言いたいから。

ああ、少子化に悩む日本にかおりちゃんみたいな人がもっといれば・・・・。



彼女の双子誕生の裏にはご想像通り、不妊治療もありです。

しかもそれを「楽勝」でこなしてきたのが彼女の凄いところその2。

アメリカの場合は、病院に行かなくても,

自分で毎晩太ももなどに(治療の一環の)注射を打てるので楽なんだって, かおりちゃんに言わせると。


ヽ((◎д◎ ))ゝ


すごいです、彼女って。


この調子で彼女の運命の出会いもまさに、わたしの常識的な観念を大きく裏切ってくれるものでした。



彼女が今のご主人と出会ったのは、なんと! 

六本木の遊び人が集まることで有名なバーだったそうなのよ。

しかもその日のかおりちゃんは、

Sex and the City のサマンサよろしくオレンジのミニスカートを履いていたらしい。

(当時のイケイケ&セクシーブランド、ピンダイですわ^^)



だれも書かない★ニューヨーク1%未満★



かおりちゃんのおみ足には、もちろん9cmヒール。

それで早足でしなやかに歩けるところがかおりちゃんの凄いところその3。




かおりちゃんに声をかけてきた彼はすでに相当に酔っていたそうな。

酔いに任せて、「この店の中でいちばん好みのいい女に声をかけよう」ということなり、

一番スカート丈が短かく(*^.^*)、

目があっても気軽にウィンクを返しそうにこなれたかおりちゃんに白羽の矢が立ったのです。



そうなのよ。


こういう匿名で勝負することが前提の場所では目立ったもの勝ち

楽しんだもの勝ち。


だれも深刻なムードなんて求めていない。



職場の女ともだちとお食事にいくときや、

彼の友人や上司など知り合いが集まるところでは「譲る着こなし」を目指すあなたも、

唯一、気にせずイケイケにしていいのはこんな場所ですよね。


なに?

軽い女に思われたくない?


もちろん、その懸念はよく分かるわ~。


でも、

そこではとりあえず、軽かろうが、重かろうが、ゲームだと思って楽しむことが先決だわよ~。




Life is now

人生、リハーサルも巻き戻しもなしだもの。


まだ何も始っていないうちから白黒する必要はないかも。


だれも書かない★ニューヨーク1%未満★




夜の帳が下り、闇に隠れて人間が大胆になれる刻、

グラスを重ねる乾杯の音が、雑音と化したBGM、酩酊した笑い声と交じり、

喧騒としてかき消されるそこは大都会のバー。


Let's play game!



 
かおりちゃんが、話しかけてきた彼を見て、まず思ったこと。

「こんなに酔っぱらってて、これじゃわけがわかんない」



けれど邪険にはせず、適当に話を合わせ、

相手にせがまれれば、名刺を渡してさよならができる

その余裕があるところが大人のかおりちゃんのすごいところその4。



出会いは悪名高きバー。


しかも彼は酔っていた。


(今思えば、酔いの力を借りたからこそ、かおりちゃんに声がかけられた)


でも、まったくお酒が飲めないかおりちゃんの彼に対する印象がそれほど良くなかったのは納得です。



だから、その彼から電話がかかってきても、何度かテキトーに外しつつ、

それでもすぐに白黒せずに話し相手をしたことはかおりちゃんから学ぶべきこと。




何度か電話で話すうち、かおりちゃんの彼に対する印象は少しずつ変わっていきます。

話しが面白いし、話題が豊富。

聞き上手でもあるから盛り上がる。

だから何度か断った後、ちょっと会ってみようとふと思い、行動に移すのです。



次に会ったとき、彼は最初は素面でした。 (当然か^^)

そしてすごく印象がよくなったそうです。


こうして、最初は、かおりちゃんにとってはヒエラルキーの5番目ぐらいから始まった彼とのおつきあい。

アテクシたちの時代の言葉でいえば、

「保険男」ってとこかしら^^;

(ごめんなさ~い、だからバチが当たるのよね)



でも、つきあううちにどんどん、彼が真摯で、誠実、聞き上手で素直、

そして何より努力家で頭がいいことが分かり、赤丸急上昇アップ


最終的には生涯の伴侶にしようと決めたそうです。

(彼はハーヴァード大ロースクール出身の弁護士です)



ここで彼目線で二人のいきさつについて解説をさせてください。

彼は、まず最初は単純にかおりちゃんのおみ足、形のいい胸などスタイル抜群のセクシーな外見、

何よりもそのinvitingな笑顔に惹かれたはず。


だけど、声をかけた時点では、

彼だって、その場かぎり楽しければいいと思っていたかもしれない。

それなのに、どんどん彼女に惹かれていったのは、

彼女には、あのすごい武器があったからだと思います。


そう、森岡くんのセミナーを聞かれた方はもうお分かりですね。




ふふふ。





裏切りの法則」です。





一見イケイケで華やかなかおりちゃん、

実は、その外見からは想像しにくいのですが(ってごめんね、褒めてるのよ)、

国立東京外国語大学出身、仕事もばりばりできる才媛だったのです。

これを裏切りと呼ばずなんと言いましょう!




最後にかおりちゃんからアドバイスがあります。



いくら最初の印象が悪くても、

生理的に受け付けないというのでもないかぎりは、

彼にチャンスをあげて、というもの。


白黒しないで、最低でも5回ぐらいは会ってみるべき。


そう、このゲームに参加するつもりなら、

自分の直感を信じて、ある程度リスクをとれるタイプでないと。





そしてわたしからも蛇足かもしれないけれど、老婆心ながら一言^^

あなたが、恋に破れた直後か、

切羽詰まってがけっぷちを意識しているか、

期間限定でなんとしても結婚しなくっちゃと焦っているか、

今、単なる遊びでもだれもいない状態ならば、

バーで知り合ってもチャンスにつなげる可能性は低いかもしれません。

あなたの見る目が狂う可能性が高いから。



また、バーやクラブでの出会いは、基本的に最初のスタンスがゲームで始まります。

こちらもそのゲームを楽しむ余裕がなければ、

たとえばそんなとこに真面目そうで淑女そうな服装で出かけて行っても、

それを評価してくれる人は少ないの。



郷に入っては郷に従えで、

夜の遊び場では、思いっきりその場かぎりを楽しみ、

しかも最後は「裏切りの法則」をぱしっと、葵の印籠みたいに示すことのできる大人向き。



そういわれてみると・・・・・


何人か軽くでもつきあえる相手がいるときのほうが、

モテていると思いませんか?

却ってだれもいないときって、そのスパイラルを断ち切るのが大変、って経験ありませんか。

すごい美人で彼氏いない歴7年ってお友達がいました。



きっと、ゲームを楽しめる余裕がないからなのでしょうね、そういう時って。


つかまったら大変! という雰囲気がありありというか。




さて、次回は、ちょっとありえない究極の出会いをご紹介します。


まだまだあるのよ。

これだからニューヨーク生活やめられませんって。




コメント

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1 ■無題

さすが、六本木。

さすがニューヨーク。

ちなみに、西麻布派です。

2 ■そろそろモテ期に・・・

入りたいものです(笑)。
確かに過去、私がお付き合いを始めた殿方たちは・・・パーティーや単なる飲み会とか全然期待していないところからでした。そして、ゲームをする余裕がありました(笑)。
最近、なんだかゲームがまた出来る気がしてきました。

次回の究極の出会いのお話、楽しみです♪あやかりたいです♪

3 ■こういうお話は・・・・・

結婚前にお聞きしたかった(笑)

ちなみに私も夫との出会いは六本木のクラブでございました。いつもはそれなりの格好をして出かけていたのですが、何故かその日に限って、遊びにいく予定は全く無かったので、色気も何にもないジーンズ姿で行って、どう見ても声をかけられる対象じゃなかったはずなのに(笑)
人生何があるか分かりませんねぇ。

4 ■無題

ふふふ ^-^
Rumiさんの語り口ってとっても素敵で乙女ですね◎

相手によっては、Negativeに聞こえかねないネタでも、Rumiさんの茶目っ気ある文体だと、とても可愛らしく、共感できるから不思議です

私もGame賛成派ですね
(相手に男性に失礼ですが)きっと、他にも何人かデートできる相手がいるのって、心の余裕に繋がりませんか?

結果的にそれが、(がっついていない)落ち着きのある、いい女オーラの一役を担ってくれているような気がします

大切なのは、デート中はその相手だけに夢中になることですよね。
他の男性をチラつかせることは絶対タブーだと思います。

NYの出会い話、続きが楽しみです☆

5 ■なるほどー

勉強になります。(^^)
でも、裏切れるような肩書とかないんですが・・・。(苦笑)
ただでさえ市民権のない職業(アーティスト)・・・(苦笑)、派手な格好しても「ああ、彼女はアーティストだから」と纏められてしまいます。(_ _。)
前は、コンサバな感じで「えー、アーティストなの?見えない」という裏切り方はしてたのですが、逆効果というか、それでは人目を引く事がないのですよね、第一印象で。

人それぞれ武器は違うだろうから、私なりの裏切りの法則を探さないといけないのでしょうね。
はあ、前途多難だわ。(苦笑)

6 ■お~!

さすが、六本木!
私が酔った男性に声を掛けられたのは
終電間際の横須賀線のグリーン車の中で
「ボク、鎌倉で降りるからその前に起こして!」
でした。勿論、車掌さんにお願いしました・・・。
私の話は雲泥の差で笑い話ですが
酔った男性に声を掛けられても席を
立たない、大人の女性の余裕を感じます。
せっかくバーに来てるのなら、楽しまなきゃ
ですよね。
これ程ドラマチックではありませんが、兄も
仕事帰りに会社の先輩が「可愛い子を連れて
来い」と言われ、銀座和光の前に立っていた
女性に声をかけたそうな。。それが奥さんです。
(ちなみに母はこれを披露宴で聞いて恥ずかしがってました)

次回の究極の出会い、ワクワクです!

7 ■素晴らしい

まさに裏切りの法則!!

かおりさん、かっこいいです。


私はよく見た目がしっかりしてそうなのに
裏切らせることが多々ありました。
今もそうかもしれませんが、
背が高くて目が鋭くて大人顔です。
見た目から更にすごいことしないと
認められないというプレッシャーがあります。
でもそれも一つの長所して考えられるように
なってきましたが、

見た目ではなく
内面から出てくる魅力が欲しいです。

8 ■るみさん文章上手過ぎです!!

えー、これ私の話しですか?私の平凡な人生がなんと素敵に書かれているのでしょう!なんだか赤面しちゃいます~。

夫がNO5から浮上したなんて書いては駄目ですよ笑 あ、夫は日本語読めないから大丈夫か。

ちなみにミニスカートよく穿いていたのは母の勧めです。”顔が悪けりゃ体で勝負しろ”って言われていたのです。要は、顔はなんともならないけど、体は努力次第でなんとかなると。当時はジムに鬼のように通ってました。

そして不妊治療の注射は本当ぜんぜん凄くないんですよー。一瞬で終わるし。ご一緒したInwood houseのボランティアでのディナー作りのお宅でも、こっそりトイレでさくっと注射打ちました。ちょっとヤク中ぽいですかね笑

本当沢山お褒め頂いてしまって恐縮です。それに負けないようにこれからも人生ENJOYします!(そうじゃないって?)。これからも色々ご一緒しましょうね~!!





9 ■懐かしい

混沌たるニューヨークの日々が思い出されて懐かしいです。
読んでいて、最後のフレーズに、「やっぱりまた住んでみたい」とおもってしまいました。

10 ■なるほど

今、私たち夫婦はちょっと微妙・・・。
っていうほどでもないかな・・・仲良しではあるんですけど。
裏切りの法則かぁ、私にはこれが足りないんだろうなと思います。
とても勉強になりました^^

でも、こういうゲーム(?)を楽しむのって独身に限ってですよね?
既婚者もOKだと思いますかー?

11 ■愛すべきかおりの話だ!

思わず、エキサイトしてコメントしています。

うんうん、そうなのそうなのよーといちいちうなずきながら読んでしまいました。

付け足しのようにかおりんのすごいところをあげておくと、彼女は人に対してのケアが万全で丁寧。女友達にも信頼されて愛される要素を万全に整えている人なのです。私の自慢の友達がこんな風に載っていると思わず自分の事のように嬉しくなっちゃいました。

私は今から彼女に会いに3000マイル飛びます。年に1度は会わないと寂しくって。

12 ■rumiさんへ

ご無沙汰しております。楽しくブログを読ませて頂きました。あれから、婚活も順調で私も昨日、弁護士くんとお食事を楽しんできました。
何人かと余裕を持ってお付き合いし、将来のダーリンを選びたいなと思っています。

13 ■なるほど☆

先日、美の法則セミナーにてお聞きしましたが、また文章で読むとより納得です。

ありがとうございます♪

最近は派手な服装を控えていたのですが、時と場所を選んでチャレンジしてみようかしら。

14 ■NYで

お酒飲めない私だけど、
何回か先輩と一緒に行ったバーには
そんなかっこいい男前いませんでした。><
運命の出会いは一回もなかった・・・。
というか、話かけられたことさえない! 爆

やはり一人で行かないとだめかな?笑
でも、おしゃれじゃないから無視されちゃう?
( ̄▽+ ̄*)

あ、私のいとこ、ネットで知り合った人と結婚してラブラブですよ。 それも結婚してみたら、
旦那さんのお家、大金持ちらしいです。



 

15 ■rumiさん

ブログいつも楽しく読ませていただいています。ちょうど悩んでいる子がいるのでこのお話、彼女にも教えてあげようかと。やっぱりるみさんもお友達もかっこよくて、尊敬してしまいます。

16 ■コメントありがとうございます。

★keikoせんせいへ
わたしも^^西麻布が好きだったわ~。
仕事の後、友達と深夜近くにキャンティで待ち合わせしたり。レストランのところをのぞくと知り合いがいたらジョインしたり。

やっぱり、あの遊びの雰囲気、懐かしいです^^
コメントありがとうございます。

★創業昭和41年 中高年の味方のMasako さんへ
モテ期が近づいてきている感じ、行間からもびしびし感じたわ~^^

そうよそうよ、ゲームよ。
楽しんでくださいませ~^o^
コメントありがとうございます。

★Sakie さんへ
コメントありがとうございます。
やだ~sakieちゃんも六本木だったの~。
やっぱり印象がとってもinvitingな方だもの。わかる気がします。

きっとカジュアルがすっごくお似合いだったんでしょうね。
森岡くんのお話の中にも「セクシーは男前の要素で完成する」っていうのがあるんだけど。なるほどです。(またいつか場を設けてご説明しますね!)

★Ayaさんへ
Game賛成派でいらっしゃるんですね。
確かにそのルールとして、会っている間はその相手だけに夢中になる、これ大切だと思います。
全面的に同感です^^

コメントありがとうございます。

★みあさんへ
みあさんってアーチストなんですか?
カッコいいじゃないですか。しかもコンサバな外見のアーチストっていいわよ~。

森岡くんによると、男目線からすれば人目をひくばっかりがいいわけじゃないみたいですよ。

ホント、武器は人それぞれ。みあさんなりのすごい武器がありそうな気がします^^
コメントありがとうございます。

17 ■無題

★キャンタマーズさんへ
あはは、本気の酔っぱらいはちょっと困りますね。
でも、お兄さまのケース、ちょっといいじゃないですか~。
なんだか日本でもそういう出会いがあって成就するっていうことに心が温かくなりました。
素敵なコメントありがとうございます。

★hachikoさんへ
かおりちゃんってカッコいいんですよ^^

hachikoさんもとってもステキ。
外見のプレッシャー、なるほど。
目が鋭い大人顔の人がにこっと笑えば、ノックアオウトでしょうね^^

コメントありがとうございます。

★kaorvちゃんへ
いつもお世話になっています^^
Inwood Houseのことやボランティアのことなども取りまとめてくださったり、かおりちゃんには本当に感謝しています^^

今回も素敵なエピソードをシェアくださってありがとうごじざいます。

かおりちゃんのお母様もステキな方よね。
次回はきちんとお目にかかりたいです~^^
コメントありがとうございます。

★マリーさんへ
ぜひ! またNYにお住まいになる機会を作ってください^^

コメントありがとうございます!

★mi-kuさんへ
お久しぶりです。
既婚者もゲームぜひ楽しんでくださいな~。お相手はもちろんご主人と^^

サプライズで素敵なバーかレストランにお連れして、いつもは着ないような、でも彼が確実に好きな服装で登場してみるとか・・・。
その夫婦なりの盲点をついたサプライズができるといいでしょうね^^

コメントありがとうございます。

18 ■無題

★ごんたさんへ
補足の素敵なコメントありがとうございます。
ホント、かおりちゃんのマメさ、気配り、やさしさは半端じゃないですよね。

もうすぐNYですね。
お目にかかれますことわたしも楽しみにしています。

★marieさんへ
うわ~、読んでいてうれしくなるコメントです。
marieさんにセミナーでお声をかけていただき、あまりに可愛らしい素敵な方でびっくりしました^^

うまくいきますよ、きっと!
コメントありがとうございます。

★H@(^-^*)/☆ さんへ
今回もセミナーでお目にかかれてうれしかったです!

そうなんです。派手な服装もTPO次第。
やはり発散する場所は必要ですよね・笑

「匿名性の高い」場所ではぜひ発散してください^^
コメントありがとうございます。

★Jennie さんへ
Jennieさんも声をかけられない?って意外だわ~。

キーポイントは目があったときの「笑顔」だと思います~^^
NYならウィンクぐらい返してもいいかも。
コメントありがとうございます。

★ybordererさんへ
コメントありがとうございます。
わたしはホント、ずっと声をかけられにくいタイプだったのでだめですが、かおりちゃんはカッコいいですよね。

意外なことで、突破口が見つかる気がします!

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