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2009年11月18日(水) 19:20 |
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新型インフルで献血する人が減少
香川県赤十字血液センターでは新型インフルエンザの流行で献血をする人が減り深刻な血液不足が懸念されています。
検査を終えた血液は、成分にわけて保管されていますが、有効期間が限られているため長い間、置いておくことはできません。 赤血球の場合、通常、およそ3日分が保管されていますが、現在、A型とO型は2日分しかありません。 香川県内では、毎日、140人を目標に献血が行われています。 しかし、今月に入って新型インフルエンザの流行で献血に来る人が1割程減り、登録している人に電話で協力を依頼して、辛うじて必要な献血の量を確保しています。 例年、冬場は、寒さなどから献血をする人が減ります。 今年は、これに新型インフルエンザの流行が加わり、さらに血液が不足することが懸念されています。 血液センターでは、企業やショッピングセンターなどに協力を求め献血車の出動回数を増やすことにしています。 新型インフルエンザが流行する中、必要な血液を確保するための努力が続きます。
今のところ、岡山では新型インフルによる献血への影響はないということですが、これから、新型インフルの流行と献血する人が減る年末が重なるとすべての型で血液が不足する可能性があるということです。 そのため岡山県赤十字血液センターでも積極的に献血をしてほしいと呼びかけています。
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