日系比人装い不法在留容疑で逮捕 ブローカーら3人日系フィリピン人の子孫と偽る書類を提出させて、不法在留の手助けをしたとして、警視庁と広島、茨城両県警の合同捜査本部は18日までに、入管難民法違反(不法在留ほう助)の疑いで、フィリピン人の清掃員エストレリア・クリソストモ容疑者(50)=岩手県奥州市水沢区=ら男女3人を逮捕した。 警視庁は、ブローカー役の3人が不法在留を手助けし、日系人を装わせたフィリピン人12人を同法違反容疑で逮捕。計約50人が同様の手口で不法在留していたとみて裏付けを進めている。 日系人はほかの外国人と比べ在留資格を得やすい傾向があり、12人が出稼ぎ目的で不法在留していたとみて入国の経緯などを調べている。 クリソストモ容疑者の逮捕容疑は、昨年8月、フィリピン人介護士の女(47)が日系人の子孫とする虚偽の内容の在留期間更新許可書などを東京入管立川出張所に提出させ、不法在留を手助けした疑い。 【共同通信】
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