07年に森理世さんが世界一となって話題となった「ミスユニバース」の日本代表最終選考会が3日あり、日本大学4年の美馬寛子さん(21)が代表に選ばれた。美馬さんは7月にベトナムで開かれる世界大会に出場、森さんに続く栄冠を目指す。
ミスユニバースは52年に始まった世界で最も歴史あるコンテスト。世界大会では、59年の児島明子さんに続き森さんが48年ぶりに優勝、06年には知花くららさんが2位に選ばれている。
選考会は、“ファッションアイランド”をテーマに、きらびやかな南国の楽園を連想させるショー形式で10人の候補者が水着姿を披露した。スピーチ審査では知花さんや歌手の工藤静香さん、ファッション評論家のドン小西さんら審査員に自己アピールした。パーティードレス審査では、白を基調としたシックな装いに一転。世界一の森さんが、セクシーなダンスパフォーマンスも披露した。
美馬さんは徳島県出身の大学生で、3歳から阿波踊りを習い、中学時代から現在まで、陸上競技の走り高跳びを続け、全国大会に7回出場したアスリート。名前が呼ばれると、「キャーッ」という悲鳴で喜びを表現し、「日本の女性は世界一美しいと思います。くららさんや理世さんの後を継げるようにベトナムの世界大会に向けて一層のトレーニングに励みたい」と抱負を語っていた。【デジタルメディア局】
2008年4月3日