岡山放送局

2009年11月18日 21時14分更新

美作市豪雨災害を報告


ことし8月に美作市を襲った豪雨災害を今後の自主防災活動に生かそうという講座が岡山市で開かれ、被災した人が普段から地域で助け合うことの重要性を訴えました。

この講座は被災した人の体験を聞くことで、今後の自主防災活動に生かしてもらおうと岡山市が開いたもので防災に関心が高い市民およそ110人が集まりました。

講座では、まず美作市の社会福祉協議会の職員が8月の豪雨災害後のボランティア活動について当時の写真などを示しながら「ボランティアは初期対応が肝心だった。地域のことをよく知っている地元の人がスタッフをしてくれるかがポイントだと思った」と説明しました。

その後、被害が大きかった地区の人が「これまでは災害が無かったから危機感が無かったが地元では普段からお互いに助け合っているのでそれが生きたと思う」と振り返りました。

参加した女性の1人は「実際に被災した人の話だったので、とても説得力があった。普段から近所の人たちと災害に備えるのが本当に大切だと実感した」と話していました。