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最終更新:2009年11月18日(水) 23時13分

マスクのウイルス除去基準で不当表示

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 流行の拡大が続くインフルエンザ。その対策用として売られているマスクで、「ウイルス99%除去」と表示しているのに、実際にはウイルスを通すものがあることが国民生活センターの調査で明らかになりました。

 「3銘柄でN95マスクの基準を満たしているような表記があったが、捕集効果が80%以下と低いものがあった」(国民生活センターの会見)

 不当表示が明らかになったのは、国内メーカーが販売するインフルエンザ対策用などのマスクです。ウイルスを95%以上カットするものにつけられるウイルス除去基準「N95」を「クリアしている」と表示したものや、「N95規格相当」とうたったものがあります。

 国民生活センタ−が、この表示があるマスク7種類を検査したところ、そのうち3種類が80%以下のウイルスしかカットできませんでした。こちらの商品のように「N95」という認定基準がついているものがあります。実際に商品テストを行ってみたところ、30%しかカットできていないもありました。

 こうしたことから、消費者庁はマスクメーカーの業界に対し、改善指導などを行うとしています。

 さらに、こちらは消費者庁。韓国料理に使われる酢「氷酢酸」の表示の問題を指摘しました。氷酢酸は韓国で製造されていますが、日本の業者がインターネットで販売しているものもあります。

 消費者庁によりますと、先月、兵庫県内の会社員5人が「氷酢酸」を飲み、口やのどがただれる事故があったということです。氷酢酸は通常の酢の20倍以上の濃度で、韓国では薄めて使用しますが、今回5人が飲んだものには韓国語の注意書きだけで、日本語の表示がありませんでした。

 こちらの氷酢酸、キャップはしまっているんですが、近づいただけでお酢の強烈なにおいが漂ってきます。

 消費者庁では販売業者などに対し、日本語の表示をつけるよう指導するとしています。(18日18:49)



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