最終更新: 2009/11/19 00:39

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東京メトロ銀座線日本橋駅で塩酸による異臭騒ぎ 2人病院搬送 重過失傷害の疑いも

18日夕方、ラッシュ時の地下鉄銀座線で、塩酸による異臭騒ぎがあり、防護服姿の消防隊が出動するなど、一時騒然とした。
夕暮れの都心に光る赤色灯。
カメラが駆け下りた地下鉄の駅には、物々しい防護服に身を包んだ消防隊員の姿があった。
18日午後、東京メトロ銀座線の日本橋駅で、「異臭がする」という通報があった。
駅員は「警察と消防が現場検証に入っているので」と話し、改札のアナウンスは「車内で工業用塩酸がこぼれ出したため」と伝えた。
警視庁などによると、日本橋駅に到着した車両の中で、工事関係者が工業用の塩酸3リットルが入った容器を誤って落としたという。
その際に容器が割れ、足に塩酸がかかるなどした2人が病院に運ばれた。
消防隊員は「(けがの程度は?)今、病院に行っておりますので、一報の段階では『重くはないでしょう』ぐらいの判断しかできない」と話した。
警視庁は、重過失傷害の疑いもあるとみて、工事関係者から話を聴いている。
銀座線は10分ほどで運転を再開したが、1時間半にわたり、日本橋駅を通過運転する措置をとった。

(11/18 23:49)


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